そして老犬は虹の橋を渡った〜飼い主の結婚式を見守った15歳のラブラドール

思い出ワンコ
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ケリーさんが黒い小さな犬と出会ったのは、彼女が19歳の時のことでした。勤務していたシェルターが、スーパーに放置されていた子犬を保護してきたのです。

当時まだ学生だった彼女には、犬を飼う計画などありませんでした。「まだ両親と一緒に住んでいたし、大学への進学を控えていました。犬を飼い始めるには最悪のタイミングだったわ」と振り返るこの時期に一目惚れし、彼女は子犬を引き取ります。彼が施設に入ってきたその瞬間に、「よしっ!このコを連れて帰ろう」と思ったそうです。チャーリーと名付けられた子犬は、ケリーさんの大親友となりました。

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image by JenDz Photography / Facebook

その後進学し、獣医師になる夢を叶えたケリーさん。傍には常に、チャーリーがいました。ニューヨークからコロラドへの転居を果たした時も、伴侶となるジェームスさんとの同居を始めた時も、チャーリーはいつも一緒でした。

だから、チャーリーの結婚式への参列もケリーさんにとっては「当然のこと」でした。しかし、病魔がチャーリーを襲います。急速な健康状態の悪化、そして発作の苦しみなどから、一時は安楽死も考慮されたチャーリーでしたが、式の日が近づくにつれ回復してきたそうです。「まるで『いや、僕は式に出るよ』とでも言うように、良くなったの。全く違う犬のようだった(The Washington Post)」

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image by JenDz Photography / Facebook

チャーリーは、9月1日に行われた式への参列を果たします。バージンロードも立派に歩くことができました。しかし、歩いて退場することは叶わなかったため、花嫁付添人の妹さんに抱えられての退場となりました。

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image by JenDz Photography / Facebook

式から約1週間後の9月9日、チャーリーは家族に見守られる中、静かに息を引き取りました。安楽死でした。結婚式の写真のチャーリーは、大きな笑顔を見せてくれています。

「素晴らしい瞬間だったわ」とケリーさん「そして、本当に素晴らしい15年間だった」

image credit JenDz Photography / Facebook

h/t to Dying dog lives to see his person happily married – The Washington Post

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