the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日はアメリカから、スーパーボウル用CMで華々しいデビューを飾ったワンコ達のニュースをお届けします!
“ドリトス・ドッグス(Doritos Dogs)”をご存知でしょうか?可愛らしい3匹の元保護犬である彼らは、2月8日に行われたスーパーボウル用CMに登場した、今最もホットなワンコたちです。
このCMは、”ドリトス・クラッシュ・ザ・スーパーボール”の最優秀作品に選ばれたもの。彼らの愛らしさもさることながら、人間と犬たちがチームを組んで努力した成果が認められたということで、犬の世界からも多くの賞賛が集まっています!
”ドリトス・クラッシュ・ザ・スーパーボール2016″の最優秀作品
”ドリトス・クラッシュ・ザ・スーパーボール”は、フリトレーが主宰する、世界最大の消費者参加型CM投稿キャンペーン。ドリトスの宣伝動画を消費者が制作して投稿し、オンラインでの投票数によって優秀作品が決まるというコンテストです。最優秀賞に輝いた作品には、”最も価値のある30秒”と言われるスーパーボール用CMとして放送されるほか、100万ドルの賞金が与えられるという本当にビッグなコンテストなのですが、本年(2016年)が最終年度だそうです。残念。
すごいコンテストですから、応募数もすごい。なんと28か国から4500もの作品が集まったそう。この中から50作品がセミファイナリストとして選出され、次の選考で3作品がファイナリストとして選出されます。そして最優秀作品はCMをもって発表されます。ドキドキだ〜。ライチはずーっとTwitterのDoritosアカウントをチェックしていましたが、最後の最後までわからなかったからハラハラしちゃいました!
We Won!!!! THANK YOU THANK YOU THANK YOU to everyone who voted this past month! We couldn't have done it without you pic.twitter.com/VkZ5tycKI5
— Doritos Dogs (@doritosdogs) 2016, 2月 8
賞金やオンエア権だけでなく、映画『300<スリーハンドレッド>』や『マン・オブ・スティール』などで知られるザック・スナイダー監督と仕事ができるチャンスももらえるらしく、ドリトス側は「人生を変える第一歩となる」と語っています。
そんな大きなチャンスをつかんだのが、”ドリトス・ドッグス”の犬たちと制作者チームなのです!
LAに住む若者と保護犬たちが創り上げた作品
”ドリトス・ドッグス”を製作したのは、LAに住むジェイコブさん(Jacob Chase)とトラヴィスさん(Travis Braun)を中心とするチーム。制作費は$1000ドルと低予算ながら、テレビ放送されても何の違和感も抱かないレベルの、高いクオリティの作品です。
ストーリーは、ドリトス大好き!な3匹のワンコが、「犬、お断り」を掲げるスーパーの店員を出し抜き、何とかしてドリトスを獲得しようとチャレンジするというもの。何度もなんども失敗し、憎っくき店員に追い出されてしまいますが、最後にはチームワークでこの難題を解決します。
出演犬は、すべて元保護犬。ミズ(Miz、ミックス犬)、ボルト(Bolt、セント・バーナードとオーストラリアン・シェパードとのミックス)、ローガン(Logan、ボーダーコリー)の3匹です。ボルトは、日本出身の保護犬なのだそうで、日本で救うことができなかったのがとても残念に思います。ジェイコブさんとトラヴィスさんはこのCMを通じて、保護犬たちがいかに才能豊かで賢く、そして愛らしいのかということを、多くの人に伝えたいのだと言います。
犬たちの演技は素晴らしいし、すごーくユニークな内容なんだけど、クスッと笑っちゃう中に「みんなで力を合わせれば、難しいことだって達成できる(そして美味しいヤツを獲得できる!)」っていうメッセージが込められていて犬目線からも共感できます。今年のスーパーボウル犬CMは面白いヤツが多くって、そして美味しいものが出てくるものが多くって、とっても嬉しかったな!みんなもそう思うでしょ?
Featured and in-article images are from Doritos Dogs / YouTube
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