犬たちは訓練を積めば、たくさんのことができるもの。ただ、コマンドで”表情を変える”というのは、あまり見たことがないかもなぁ。

飼い主さんに「歯を見せて（Show your teeth）」と言われたロットワイラーさん（子犬）。言われるがままに歯を見せますが、あまり続きません。

すると次に「いぢわるなお顔、見せてよ（Let me see your mean face）」と言うと、悪い顔に変わります。ごわい。

the WOOFにもよく登場するロットワイラー。人や小型犬を傷つけたというニュースに登場する犬種でもあることから、あまりよくない印象を持つ人も少なくないようです。原産国のドイツでもこうした事件の発生は少なくはないようですが、正しく訓練されていないことや飼う条件を満たしていないなど、問題が人間側に帰することがほとんどのようです。

ただし、作業犬としての長い歴史の中で、脅威となる可能性のあるものから自分のテリトリーを守ろうとする修正があることや、強力な顎を持っていることは知っておかなければなりません。攻撃的になるのは刺激された時であるといいますから、飼い主は正しく訓練するだけでなく、犬が置かれている状況をも正しく把握する必要がありそうです。

それにしても、この動画に登場するパピーは可愛らしいですね。しっかりと訓練を受けて、犬としての幸せを掴んで欲しいなぁと思います。

Featured image + in-article images from Rottweiler Shows Its Mean Face / YouTube

自分を傷つけないで〜自閉症に苦しむご主人のパニック発作を止める介助犬のお話 | the WOOF

by Akinaga 補助犬は、しょうがいを持つ方の手助けをするパートナーです。 視力に障害がある方のためにドアの開閉をしたり、特定のものを手元にもってくるなどの活躍は、多くの方がメディアを通じて目にしたことがあるかと思います。 このお仕事犬たちですが、最近では身体だけでなく精神や感情に問題を抱える方のお手伝いをしていることはご存知ですか？