- 名称:National Check the Chip Day
- 国:アメリカ合衆国
- 時期:毎年8月15日
- 制定年:2015年
マイクロチップについて、その登録情報アップデートが重要であることへの認知を高めるため、アメリカ動物病院協会( the American Animal Hospital Association (AAHA) )およびアメリカ獣医学会(the American Veterinary Medical Association (AVMA))が制定。
迷子ペットを発見した人の多くは、マイクロチップを確認するために動物病院やシェルターに保護動物を連れて行く。チップに登録された内容をもとに、飼い主などへの連絡が行われるのであるが、転居や電話番号の変更など情報のアップデートが行われていないことが多い。最新情報へのアップデートが行われていないことが、迷子ペットとの再会を阻むことは少なくない。
「マイクロチップの装着は大切ですが、登録情報を最新のものにすることは装着と同程度に重要です」とAAHAの担当者はコメント。一年に一度のリマインドの日を設けることで、確認および情報更新する人を増やしたいとしている。
日本でマイクロチップ登録情報を確認したい時は、公益社団法人 日本獣医師会Webの『マイクロチップを用いた動物の個体識別』を確認、またはかかりつけ獣医師に相談のこと。
[1] Check the Chip Day 2015 | AAHA
Featured image credit theaspiringphotographer / Flickr
英国では飼い犬へのマイクロチップ埋め込みの義務化がすすんでいるよ | the WOOF
突然の災害や事故、または迷子で、愛犬と飼い主とが離れ離れになってしまうケースは、少なくありません。 環境省が2014年12月に発表した「 犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容状況」によれば、 所有者不明の犬の引取りは約4万9千頭。うち、返還されるのは1万5千頭、譲渡数は約1万7千頭となっています。2万8千頭は殺処分されてしまいます。