面倒くさい?それともライバルに勝つための戦略なのか?
サンフランシスコのドッグパークで、変わった’引っ張りっこ遊び’をする犬が目撃されました。だれけているように見えるのはタマスカン・ハスキーのアドラー(Adler)。お友達と楽しく遊んでいます(多分)。
引っ張りっこ遊びは犬たちに人気の遊び。ただ、アドラーのそれが普通と違うのが、彼女が腹ばいになってズルズル引きずられる形を崩さないところ。お相手は真剣に、四肢を踏ん張って引っ張っているというのに、アドラーのこの態度って何よ〜。
と言いたいところですが、戦略的には間違っていないのかも。戦いの相手は苦戦。口に咥えたオモチャらしきものを、取り上げることができません。
さて、この美しくも怠惰なイヌはタマスカン・ハスキーという犬種の犬。比較的新しい犬種で、およそ20年ほど前にフィンランドで繁殖が始まったミックス犬です。いわゆるソリ犬を掛け合わせて作出された犬で、欧州を中心に非常に人気は高いのですが、メジャーなケネル・クラブでは犬種登録はなされていません。
知性が高く活発なタマスカン・ハスキーは、家庭犬としても素晴らしく子供も平気。ただ、ちょと寂しがり屋なので、長い時間お留守番させるような環境には向きません。また、動画のアドラーはちょっぴりダラケ気味ですが、本来は非常に活発なワンコさん。たくさんの運動が必要です。家族と一緒に過ごせて、大いに運動ができる環境で育ててあげたい犬種です。
Screen capture from Adler the dog takes lazy route in tug-of-war against furry friend | Daily Mail Online