the WOOF表記ガイドライン
the WOOFに掲載する記事等の日本語表記に関するガイドラインです。運用する中で順次、改訂します。
制定日:2015年4月23日
- 文体
- 体裁
- 段落を改めるときは1行空けにします
- 内容のまとまりごとに見出しをつけます。さらにタイトル、大見出し、中見出し、小見出しといった階層構造をとることができます
- 箇条書きは単語や短い文を併記するときに使用してください。箇条書きの最後には「。」を使用しないこと
- 用語
- 犬について、「犬、イヌ、いぬ、ワンコ、ワンちゃん」等、複数の「犬」を表す単語がありますが、記事のスタイルによってどの呼び名を使用しても構いません
- 人についても、「人、ひと、ヒト、人間」など、ライターが決定することとします
- ただし、同じ記事内ではなるべく同一表記(多くても2つの使い方)におさめてください。
- 生物学的な文脈で犬をあらわすときは「イヌ」と表記し、同じく人間は「ヒト」と表記してください
- 漢字
- 原則として常用漢字表に従ってください
- 日本語表記は漢字仮名混じり文とします
- 補足的につく部分はひらがなを用います。たとえば、形式名刺(こと、ところ、もの、わけ等)や、補助動詞(あげる、ある、いる、する、なる、みる等)がこれに該当します
- 代名詞、副詞および接続詞はひらがなを用います
- 外来語
- 外来語や外国の地名・人名は原則としてカタカナを使用してください
- カタカナ表記は語によって揺れることがありますが、ひとつの原稿内では乱れがないように注意をしてください
- 長音記号「ー」は要否が不明確ならば、付ける方向で統一してください
- 数字の表記
- 数字の表記は原則として、算用数字を用いてください
- 「数量など変化するものは洋数字、変わらないものは漢数字(朝日新聞の数字の表記ルール)」とします
例:日付は「1日、2日・・・」と変わり得るので洋数字。一方「一日中忙しかった」は「二日中〜」などとはいわないので漢数字を使ってください
- 単位の表し方
- 計量単位はメートル法に基づく単位系である国際単位系(SI)により表記します。ただし、慣用句や運動競技の距離表示などでは例外もOKです[2]
- 計量単位はcmのように欧字を用いてください
- 日付の表し方
- 西暦を基本としますが、和暦を併記することもできます
- 月日を表すときは、年月日(例:2014/12/24)のように表記します
- 時間の表し方は、時:分:秒を24時間表記(13:24:05)とします
- 記述記号
- 句読点は日本文では〔、。〕、欧文では〔, .〕を使用します
- 中黒 単語や語句の羅列を区切るためには中黒(・)を使います
- 外来語の区切りには中黒(・)を使います
- 感嘆符(!)疑問符(?)をつける場合は、これらを全角で使用します
- !や?の後に句点はつけません
- 感嘆符と疑問符を一緒を一緒に使用する場合には、!?(感嘆符+疑問符)の順とし、半角を使用します。!?の後に文が続くときは、半角1字空けます
- 括弧類はすべて全角を使用します
- かぎ、かぎ括弧(「」) 会話、協調、注意を引きたい語句、引用部(日本文)などをくくります
- 二重かぎ(『』) 書名・雑誌名・映画などの名称をくくります
- バーレン(()) 細くや語句の説明をくくります
- クォーテーションマーク(””) 英文において、かぎ括弧、二重かぎと同じように用います
- ブラケット([ ]) 引用文中に引用者の補足説明をつける場合に使用します
- 他の資料から引用するときは
…引用文…
のようにでくくってください。内は他の資料の文言を一字一句変更することなく引用してください。なお、このときに出典を明らかにしてください - その他
- 学術用語は『オンライン学術用語集』の表記に準じます。疑問がある場合は、編集部にお問い合わせください
- 略語には初出時に正式名を入れます
- 人名や会社名は正確に表記します
- 俗語、業界用語は原則として使用せず、使用するときは適宜、解説を加えてください
本文については「・・・です、・・・ます」を推奨します。ただし、記事の内容によって、または文のリズムをとる場合など、体言止めなどもOKです
[1] Wikipedia:表記ガイド
[2] 日本エディタースクール 編(2012)『日本語表記ルールブック』日本エディタースクール出版部