もしかしたら病気?というときに犬が発する8つのサイン

健康管理
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ちょっとばかり具合が悪くても、元気な姿で駆け回ってしまうワンコたち。いつもと変わらぬ姿を見せてくれるのは嬉しいものですが、具合が悪いことに気がつきにくいことも多く、困ってしまう飼い主さんも少なくはないようです。

今日は「具合が良くなさそう」とか「もしかしたら病気?」というときに、犬たちが発するサインをご紹介します。気になるサインを見つけたら、さらに様子を観察し、心配ならば獣医さんに相談を。

1. 熱が高い、あるいは低い

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犬の平熱は、37.5〜39度。小型犬や子犬は、大型犬よりやや高めだそうです[1]。もしこの範囲から外れるようであれば、すぐに病院に連れて行きましょう。

体温の変化に気づくためには、愛犬の平熱を普段から把握しておくよう必要があります。平熱を知る最も簡単な方法は、獣医師さんに尋ねてみることです。診断を受ける際などに「平熱は何度くらいですか?何度の熱だったら心配すべきでしょうか?」と質問してみると良いでしょう。もちろん、自力で測定することも可能で、この場合は肛門に体温計を入れて測ります。このとき肛門を傷つけないよう、体温計にオリーブオイルやワセリンを塗っておくことをお勧めします。

2. 歯茎の色が悪い

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一般的に、健康な犬の歯茎はきれいなピンク色をしています(ただし犬種によります)。そして歯茎を指の腹で押したとき、白くなったのち2秒ほどで元のピンク色に戻るはずです。これが黄色から茶色に変色しているとき、または赤く腫れているときは、歯周病を含む健康上のトラブルが起こっているおそれがあります。

普段は平気なのに口を触らせたがらないときや、普段より口臭がひどいときも、同様に注意が必要です。

3. 行動が普段と違う

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いつもは元気なのに今日は寝てばかり。あるいは、いつもは夜は静かに眠るコなのに、今日は徘徊したりクンクン言っている…。いずれにせよ、「普段と異なる行動」をとっているときは、いつも以上に注意を向けてあげましょう。

無気力、脱力感は多くの病気の初期症状としてリストにあがってくるものです。もちろん、たくさん運動をした後や、多くの人や犬に会った翌日なら、犬だってゆっくりしたいものですし、季節の変わり目はウトウトしがちな犬だっているでしょう。過去の行動やお食事などを振り返っても、思い当たることがないときは、「もしかしたら具合が悪いのかも」を疑ってみたほうよさそうです。

4. 食事を食べない、食べ過ぎる

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いうまでもなく、ごはんやオヤツは犬たちの大好物。食べないときは気になりますよね。「フードが合わない」「疲れてるから食べたくない」「ニンゲンの食べ物が気になる」など、犬たちにも食べない理由があるのかもしれませんが、何日も続くようであれば獣医さんに相談を。

一方、いつもよりたくさん食べる、というのも病気の一つのサインです。食が細いワンコがいきなり”ギャル曾根ちゃん犬”に変貌したら、やはり獣医さんに相談してみたほうが吉。

5. 水を大量に飲む、排尿が増える

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水をガブ飲みする、排尿回数が増える、尿の量が増えるというのは、泌尿器や内分泌系(ホルモン)の病気のサインかもしれません。糖尿病、クッシング症候群、脳崩症(にょうほうしょう)、子宮蓄膿症、慢性腎不全、膀胱炎など、多くの病気にみられる症状でもあるので、おかしいなと思ったら病院に連れていこうと決めておいても良いほどの強いメッセージです。

6. 吐く

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犬は頻繁に吐くものです。健康な犬で、吐いた後に普段とかわりなく過ごしているようであれば、あまり心配がないと言われています。一方で、吐いたものに血が混じっている、変なものを食べた疑いがある、吐いた後に元気がないときは、様々な病気が疑われます。

嘔吐または吐き戻しの場合、サインが明白であるがゆえ、気がつかないということは少ないと思います。お悩みポイントは、「吐いた。さて、大丈夫か否か」というところだと思います。(1)吐いたもの、(2)吐いた後の様子、(3)吐く前の行動を振り返り、総合的に勘案しましょう。

7. 下痢をする

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これまた明快なメッセージですね。犬たちはさまざまな理由で下痢をします。食べ物や気温の変化、ストレスなどによることもあれば、病気の初期症状ということもあります。

この判断も嘔吐のときとよく似ていて、(1)便、(2)排便後の様子、(3)排便前の行動を総合的に勘案し、いつもの様子と異なるかどうかを判断してあげてください。水のような便だったり、真っ赤や真っ黒の便をしたときは、あれこれ悩むより速やかに病院に連れて行くことをお勧めします。このとき、写真を撮ることと、持参できるよう便を回収することをお忘れなく。「見たこともないようなウンチ」は心配すべきウンチです。

8. 咳をする

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咳をしたり、ゼイゼイしていたら、人間同様に病気のサインです。恐ろしいことに、他に症状がなく元気に見える場合(ケンネルコフ)や、アレルギーになっている場合もあるようです。心配なのは、寄生虫が誘発する咳です。フィラリアは命にかかわる病気であることは、皆さんご存知のとおりです。このほか心臓病を発症した犬は咳をすることがあるそうです。普段は咳をしないような愛犬がコフコフしていたら、病院に直行しましょう。


愛犬がいつもと違うサインを発していたら、いつもより注意深く見守ってあげてください。そして、この機会に、彼らをもっとよく知ってあげてください。このとき、愛犬と飼い主さんをつなぐ通訳の役割を果たしてくれるのが獣医さんです。せっかくの機会だと捉えて動物病院に足を運び、愛犬たちの特性や現在の状態をしっかりと把握しておきましょう!

Featured image by dezi / Shutterstock + in-article illustrations by miniwide / Shutterstock

◼︎以下の資料を参考に執筆しました。
[1] 花王 ペットサイト 犬を知る 愛犬と暮らす生活事典 健康管理 体温・脈拍のはかり方
[2] 犬の飼い方と病気 by 有限会社日本ベェツ・グループ

犬たちが発する5つのストレス・サイン〜食欲不振や元気がないコは不安を抱えているのかも | the WOOF

by 編集部 今日のうちのコ、いつもと違うな・・・。 そう感じることはありませんか?ただのお疲れかもしれないけど、もしかしたら、心配事や不安を感じて憂鬱になっているのかもしれませんよ。

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