アルゼンチンのある街で「3日間、壁を見つめ続けた犬がいる」と話題になっています。
ソーシャルメディアユーザにChichoと名付けられた犬は、ヘネラルロカという街のバス停で日がな一日過ごしています。
不思議なのはその視線の行方で、犬はなぜだかバス停の青い壁をじーっと見つめているのです。
まるで何かが見えるように壁に顔を近づけて見つめるワンコ。尻尾はゆらゆら揺れています。
そこに一体、何があるのか…。
犬の様子はSNS上で話題となり、5月18日に地元メディアPUNTALに報じられると、世界の注目を浴びるようになりました。PUNTALによれば、犬が壁を見つめていたのは連続する3日間で、時々短い休憩を入れるものの、すぐに戻って「壁ジー」行動を再開したのだといいます。
心配した周囲の人は、犬の気を引いたり壁から引き離そうと試みますが、いずれも失敗に終わったそうです。
SNSではこの行動の理由が様々に推測されています。「幽霊が見えるに違いない」「アルツハイマーではないか」「きっと目が見えないんだ」などなどの独自の理論が展開されていますが、本当の理由はわかっていません。なお、犬の診察を行った獣医師によれば、犬は完全に健康で、盲目でもなければ病気にも冒されてはいないそうです。獣医師は犬の行動について「誰かがバス停に来るのを待っているのでは?」と推測しました。
もう帰ってこない飼い主を待っているのかも…と推測したくなる話ですが、これも間違い。野良犬だと思われていた通称Chichoは、近所に住む飼い犬で本当の名前はIndioだということが、その後判明しています。インディオの家は青いバス停の近所にあり、彼はなんども家を抜け出し壁訪問を続けていたのだといいます。
はからずも有名になってしまったIndioは、現在、誘拐や襲われることを恐れる家族によって家から出してもらえない状態にあります。有名になるとトラブルも多くなりますからね。なお、Indioが壁を見つめる理由については、飼い主もさっぱり見当がつかないのだそうです。
さてはて、Indioが熱心に壁を見つめる理由はなんなのでしょうか。心の問題か、あるいは身体に問題があるのか、人には見えない何かが見えるのか。
謎は深まるばかりです。
h/t to Dog Spends Three Days Staring at Blue Wall And No One Can Explain Why
screen captures fromCristian Aedo / facebook
【どちらも怪しい】2匹の容疑犬、黙秘を貫く〜サンダル破壊事件(アルゼンチン) | the WOOF イヌメディア
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