介助犬23匹を牛耳るリーダーは猫〜名前はDOG

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世界で活躍するワンコにスポットを当てる【いぬ探訪】。今日は、アメリカミズーリ州の介助犬養成所で働くDOGをご紹介します。23匹のサービス・ドッグを従えるリーダー役の彼は、動物種でいえば猫。しかし、DOGはそんなことは意に介さず、みんなと仲良く暮らしているそうです。


DOG(猫。読み方はでぃ・おー・じー)はミズーリ州セントルイスのSupport Dogs、Inc.で暮らす猫。サポートドッグを養成する施設に引き取られたため、このちょっと変わった名前をつけられることとなりました。

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現在6ヶ月齢の白黒のオス猫は、かつては近くの納屋で暮らす野良猫でした。養成所の職員であるWenigさんに発見され、引き取られることになったのです。赤ちゃん猫時代からフレンドリーだったDOGは、Wenigさんに近づき鼻先をこすりつけて、見事に新しい家族を得ることに成功しました。猫のDOGの誕生です!

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DOGは家族だけでなく、養成所での仕事を得ました。犬と一緒に過ごすのがそのお仕事です。DOGは、普通に暮らしているだけでも、候補犬らに様々な状況を疑似体験させるための良い学習ツールになるのだそうです。

介助犬を必要とする人は、多様なニーズを持っています。犬はそれらのニーズに応えると共に、様々な状況にも適応しなければなりません。時にはすでに他のペットのいる家庭で暮らさなければならないこともあります。「DOGはエネルギッシュで、遊びが大好き。候補犬の自制や集中といった能力をテストするのにぴったりなんです。初めから計画していたわけではないのですが、彼は今や非常に重要な仕事をしています」とSupport Dogs、Inc.のCEO、Anne Kleinは述べています。

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確かに、子猫のめまぐるしい動きや、遊び心は、犬の自制心や忍耐力を試すのにぴったりなのかもしれません。チョロチョロと動き回る猫を横目で眺めながら、追いかけ回さないことは重要です。

大切なお仕事を任されているDOGですが、彼はただただ”犬”として、気負いなく普通に暮らしています。彼は犬の尻尾を引っ張ったり、鼻に猫パンチを食らわせたり、猫っぽい動きをしつつ、自分のことを”犬”だと信じているようなのだとか。

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犬のベッドで犬たちと抱き合って眠り、人間の机の上のグラスから水を飲むDOG。趣味は部屋の模様替え。職員が事務所に出勤すると、掲示板の張り紙は乱れ、書類の順番は変わっているそう。

そんな彼に、養成所の職員もメロメロです。「猫は好きじゃない」と公言していた何人かのスタッフも、今ではDOGのことが大好きになっているとのこと。確かにね、可愛いもんね。

彼は猫だけどDOGですもの。愛犬家が心を奪われるのも仕方のないことですよね。犬だけでなく人間も牛耳ってしまったDOGのさらなる活躍が期待されます。

Screen capture from A cat named dog / YouTube

なんとなく気分が冴えないときは、もっと犬になろう! O2 “Be More Dog”【動画】 | the WOOF イヌメディア

なんか気候のせいでしょうか。動く気しないやる気ない。 このマッタリ感をなんとかしたい!ということで、今日はちょっと古いけど元気になる動画をご紹介しましょう。

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