「テスラに”ドッグ・モード”搭載して」ツィートにマスク氏が「イエス」

世界の犬事情
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テスラのCEO イーロン・マスク氏が、 ツイッターユーザーの「テスラ モデル3に”ドッグ・モード”を搭載してできない?」という質問に「Yes」とリプライしました。

将来のテスラには”ノーマル・モード”や”スポーツ・モード”の隣に”ドッグ・モード”という表示が並ぶかもしれません。

で、”ドッグ・モード”ってなに?


ユーザが提案した”ドッグ・モード(a dog mode)とは、「犬が車中でお留守番しているときに音楽とエアコンをかけ、スクリーンに『飼い主はすぐ戻るから、私は大丈夫』と表示される」というものです。他のツイッターユーザがこれに加えて、「スクリーン上に現在の車中温度を表示するのは?」と聞いていて、どちらの質問/提案にもマスク氏は「イエス」と「いいね」と答えています。


ユーザがマスク氏にこの質問を投げかけたのには理由があります。バッテリー式電気自動車のテスラは、独自の大型バッテリーの開発により「キャビンオーバーヒート プロテクション」機能の実装に成功しています。これは、車両がオフの状態でも車内温度を一定に保つことができるというもので、車内にいる小さな子供やペットを守るために開発されました。

せっかくこの機能があるのだから、「車に残した犬は室内で快適に過ごしているよ!」とリクエストしたのでしょう。まぁ確かに、安全だよと表示できるなら、危険なときもスクリーン上で外の人に知らせることができるのかもしれませんよね。

アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)によると、アメリカでは毎年、数千の動物が(車中温度が上昇したことによる)熱中症や窒息で命を落としています。このため、州によっては車の窓を割っての救出を認めると規定されているところもあります。

車中死亡という悲劇を未然に防ぐには、人が犬を車で留守番させないというのがもっとも有効な方法ですが、これだけ技術が発達してきたのだから、車に防止機能を期待するのも悪い考えではないのかもしれません。

さて、ツイートに「イエス」と答えたマスク氏がドッグ・モードを実装する可能性はどのくらいあるのでしょう。マスク氏は過去にも、ツイッターユーザーの提案を聞いてテスラのアップデートをしたことがあるそうです。さらに犬好きたちは、”育犬休暇(pawternity leave)”を設けたり、毎年1000ドルを犬に投資したりと、非常に熱心であることに注目しているかもしれません。ドッグ・モードの搭載は、案外現実のものになるかもしれません。

犬を安心して任せることができる日までは、家でお留守番させた方を選びましょうね。

h/t to Elon Musk says Tesla cars may soon have ‘dog mode’ – Business Insider

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