子犬育てに奮闘中〜4週齢の子犬を前にしたパパ犬、ママ犬の反応の違い

by 編集部

おもしろ 2016.12.29

人工授精により誕生した9匹の子犬。4週齢を超えて、ようやくパパ、ママと相見えることとなりました。

最初はママ犬とご対面。子犬たちとは初対面だと思われるのですが、子犬たちにじゃれつかせたり、グルーミングや排泄を促すかのようにペロリと舐めてあげたり、慣れた様子で子犬たちと接します。

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一方のパパ犬は、テケテケと駆け回り自分を追いかけてくる小さな生き物に、戸惑いを隠しきれないご様子。子犬たちに追い詰められると、困った様子で逃げ回ります。

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「犬でも父親と母親の対応は違うんだなぁ」と思わせられるこの動画。実際、犬でも父親と母親の役割は大きく異なるようなのです。犬にも母性反応があり、それまでに子どもの世話をしたことのない犬が突如として母親の役割を果たし始めるというのは、よく知られていること。生存し続けるためとはいえ、何の経験もない動物が突如として母親としての役割を自然にこなすというのは、驚きですよね。

一方で父犬には別の役割があります。社会性を身につけさせるというのも、その一つです。『犬の行動学』によれば、父犬は狩猟ゲームや戦闘遊戯などを通じて、子犬に社会で生きるすべを教えるというのです。

動画の父犬は単に困っているようにも見えますが、もしかしたら子犬たちに「追いかけること」を教えているのかもしれません。表情が悲しそうなのが、少し気にはなりますが。