犬のウンチを拾う1週間(International pooper scooper week)〜毎年4月1日から7日

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犬のウンチを拾う1週間(International pooper scooper week)は、飼い主に犬が排泄した後の始末の大切さを訴え、そうした週間をつけてもらうことを目的として設定された。The Association of Professional Animal Waste Specialists (aPaws)は、犬の排泄物が引き起こす問題についても、認識を高めて欲しいとしている。

米国ペット関連団体American Pet Associationによれば、米国在住の約7千万の飼い犬は、44億ポンド(約200万トン)の糞をしている。これは、30センチの犬のウンチを使うと900のフットボール場を埋め尽くす量であるとaPawsは説明する(すごい量であることはなんとなく理解できる)。

犬のウンチは笑い事ではなく、ウザいだけのものでもなく、健康被害を及ぼす問題であると当団体は警告している。回虫を含む寄生虫は、犬の糞を介して他の宿主に宿る。犬の糞を放置すると、寄生虫の卵がその場に取り残されることになる。人間あるいは他の犬は、その周辺に触れることで寄生虫の卵に触れることになるというわけである。

地面に手をついたり、泥んこ遊びをする子供たちは、より大きなリスクにさらされていると言える。地面に触れた手を口に持っていく行動は頻繁に起こるし、目をこすることも考えられる。ボール遊びをすることで、寄生虫やその卵に触れる恐れもある。寄生虫の中には、生命を脅かすほどの危険を持つものもある。こうした危険を増やさないために私たちができることは、犬が糞(排泄)をした時には必ずそれを拾い、その場を掃除することである。

Featured image credit mslavick / Flickr

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