兄弟犬と一緒にゴミ箱に捨てられていた子犬は成長し、入院患者を訪問するセラピー・ドッグになりました。愛らしい小さなチワワは、病気の人々に大きな喜びをもたらしてくれています。
チワワのアイビーが”ゴミ”として捨てられたのは、本当に生まれたばかりの時でした。救出された時の彼女には、まだ臍帯がついていました。
発見された彼らはすぐに救出され、愛護団体(Noah’s Ark Animal Sanctuary)に引き取られます。すくすくと成長したアイビーは、そこで新しい家族となるウォーカー一家と出会います。アイビーを見て「一目で恋に落ちた」ウォーカーさんは、彼女を2匹のチワワが暮らす家へと連れ帰ることとなりました。
現在アイビーは、同じくチワワのデイジー、そしてチャーリーと暮らしています。デイジーとアイビーは共にセラピー・ドッグとして地域活動に精を出しています。医療施設を訪問するボランティア活動を行っているのです。
アイビーが戦っているのは、過去だけではありません。「チワワに対する偏見」との戦いもあるのだそうです。日本は住宅事情等もあり小型犬が好まれる傾向がありますが、米国などでは「小型犬は好きではない」という人も少なくはないそうです。そんな「小型犬嫌い」の患者さんを前にしてもアイビーはペースを崩さず、ベッドの上でクルリと丸まって大人しくナデナデを待つのだそう。
ウォーカーさん、そして愛護団体はこの小さなセラピー犬の活躍を非常に誇りに思っています。ウォーカーさんはWAFFのインタビューに「彼女が社会に貢献し、病気の人たちと接することは非常に有益なこと。アイビーが人々にもたらした喜びについて、とても誇りに思います」と答え、彼女の努力を称えました。
Featured image credit WGN TV / Facebook
【犬本紹介】シャネルの笑顔が患者さんを笑顔に『下半身が動かぬセラピー犬 シャネル~緩和ケア病棟の天使たち~』 | the WOOF
みなさんこんにちは! 読書犬パグのぐりです。読書の秋ですよ~ といってもまだ少し残暑、でしょうか… 早くからっとしたさわやかな天気になるといいですね。