- 名称:k-9 veterans day
- 国:アメリカ合衆国
- 時期:毎年3月13日
歴戦の犬を讃える日(k-9 veterans day)とは、警察、税関、国境警備、セラピーその他、国防にかかわる仕事をする犬(及びトレーナーなどの人)を讃えるため定められた記念日。3月13日は、国防を支える犬たちの組織”the K-9 Corps”が誕生した日(1942年、元トレーナーの Joseph Whiteが提唱)である。
犬は昔から、米軍と非常に良好な関係を築いていたが、第二次世界大戦の勃発前は主にマスコットとして扱われていたのみだった。
1942年、アメリカン・ケネル・クラブ(American Kennel Club:AKCの助力により、”Dogs for Defense”が組織された。これは、海岸線警備に当たる歩哨としての役割を果たす犬達を訓練する組織であった。この組織の実験的プログラムは高く評価され、国防を支える犬を育成する”the K-9 Corps”が組織された。
米軍用犬に関するトリビア[1]:
- the K-9 Corpsははじめ32種の犬を訓練した
- 1944年までに、訓練する犬種は7種まで減った
- 米軍が朝鮮戦争で使役した犬は約1500匹、ベトナム戦争では4000匹
- 軍用犬は下士官(non-commissioned officers)として扱われる伝統がある。ハンドラーより1ランク上
- この伝統は、ハンドラーが犬を手荒く扱うことを避ける意図があるそうだ
◼︎以下の資料を参考に執筆しました。
[1] Celebrate National K9 Veterans Day | Fox 59
Featured image credit National Museum of American History Smithsonian Institution / Flickr
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