ペット糖尿病の月(National Pet Diabetes Month)〜毎年11月

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  • 名称:National Pet Diabetes Month
  • 時期:毎年11月
  • 団体:米国Merck Animal Healthが主体となってスタート。現在はその他の国でもキャンペーンやイベントが行なわれている

 
”ペット糖尿病の月”は、ペットにも糖尿病が広がっていることを広く知らしめる目的で獣医師などが主体となって行われる啓蒙のための月である。11月14日は世界糖尿病デー(1991年、IDF(国際糖尿病連合)とWHO(世界保健機関)が制定)であり、人間の糖尿病の脅威が広く喧伝される月であることから、この月が選択された。

Pet Diabetes Monthによれば、犬の糖尿病はかなり広がっており、500匹から100匹に1匹はタイプ1の糖尿病にかかるという。中高年犬の罹患が多く、とりわけ避妊を行っていないメスに多いという。原因は明確にはわかっていないが、遺伝に影響が指摘されている。年齢、遺伝子、犬種、そして肥満がリスクファクターとされる。

糖尿病は犬たちの命を縮め、診断されてからの余命は平均して2年から5年と言われる。しかし人間と同じく、糖尿病に罹患してもこれをコントロールして元気な生活を送ること、そして余命を引き延ばすことも不可能ではない。適切な運動、食事、インスリン治療などの獣医師のサポートによって、犬たちの幸せを長くすることはできる。

犬たちの健康寿命を伸ばすため、適度な運動、適切な食事、そして定期的な獣医師との面談が、私たちが現在できることである。

[1] July 15 Declared National Pet Fire Safety Day to Help Protect Pets from Home Fires – American Kennel Club
[2] Fire safety for Fido and Fluffy

Featured image credit Emil / Flickr

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