クリスマスを運ぶニューファンドランド

世界の犬事情
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ペンシルバニア州にある家族経営のクリスマスツリーファームで働く、ニューファンドランドをご紹介します。

1980年代はじめに設立されたPlow Farmは、大きなフワフワの犬がツリーを運んでくれることで有名です。2001年に、初めてニューファンドランドの従業員を受け入れたこのファームには、現在、リリー・ベル、ステラ、マチルダの3匹が元気に働いています。

水を愛するニューファンドランドは、万能の水中回収犬としてよく知られていますが、陸の上でもそり引きの犬や猟犬として様々に活躍してきました。そのため、現在の彼らも引っ張ることを好む傾向があり、単なる散歩ではなく「仕事のような遊び」を工夫して取り入れることが望ましいとされます。

さてさて、それでも私たちは疑問に思います。人の乗ったソリや、クリスマスツリーを乗せたカートを引っ張ることが、果たして彼らにとって良いことなのか…。そんなに重いものを牽引するのは、動物たちの身体を壊してしまうのではないだろうかと。

TODAYがAVMA(American Veterinary Medical Association)の獣医師に確認したところ、この牽引仕事は”犬が苦しんだり、ストレスを感じたり、不幸になる”ケースに該当しないとのこと。獣医師は、72kgほどの犬たちが22〜30kgほどのカートを牽引する動画をみて「問題はない。めっちゃ可愛い(WOOFOO意訳)」と答えています。

穏やかで社交的、しかも力持ちで働き者のフワフワのニューファンドランド。大きな身体の素敵な犬は、今日もツリーと幸せを運んでいます。

Featured image credit Plow Farms / Facebook

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