初の女性大統領が誕生か?あるいは何かと話題の実業家が選ばれるのか?
世界中が見守る米大統領選の行方。犬たちにとっても「ヒトごとではいられない」ようです。
もう人間たちには任せていられない!「清き一票を犬に!」と立ち上がった犬たちをご紹介します。
公約は「ベーコン・アンリミティッド」
「私を選んでくれたら、全米国人と犬たちがベーコンに困ることはありません」と宣言するチワワのメイソン(Mason)。食いしん坊たちの胃袋をしっかり掴んでいるようです。
選挙対策チームからの応援がすごいフレブル嬢
「すべての犬がオモチャを手にするためにはどうしたらいいのか…」という問題に頭を悩ませている(かもしれない)リリー氏(Lily)。「最高の犬」という賞賛を背に、キャンペーンを進めるフレンチ・ブルドッグです。
普段はモデル業に忙しいミニチュア・ダックス
「オヤツをもらう以上、どんな洋服だって着こなしてみせる」と高いプロ意識を見せつけるのは、ミニチュア・ダックスフンドのディーゼル氏(Diesel)。モデルとして働く家庭犬の権利を守ることが、彼のモチベーションになっているのかもしれません。
「君たちには僕がいる」強いメッセージを発するポインター
「僕がいるっていうのに、ヒラリーやトランプが必要かい?」と強気のコメントをしているのは、ジャーマン・ショートヘアード・ポインターのゴーディ氏(Gordie)。男前な横顔に、有権者の心は動き始めています(多分)。
常に笑顔を欠かさない元保護犬
被り物がよくお似合いの元保護犬、ガンター氏(Gunther)。ピットブルとコッカー・スパニエルのミックス犬。保護犬とミックス犬の知名度向上のために、良い仕事をしてくれるでしょうね。
対立候補をガブガブで制したヨーキー
身体は小さいながら、ガブガブ・ディベートでは圧倒的勝利をおさめたマルチーズとヨークシャー・テリアのミックス犬、ウィンストン氏(Winston)。かじるオモチャで鍛えてきた歯と顎が、対立候補を寄せ付けません。
「原産国日本?関係ないよ。多様性の時代だよ」
女性だとか人種だとか原産国だとか。「そうしたことは関係ない。いかにこの国のために貢献できるかが大切なんだ」と(多分)力説しているのは、柴犬のPOK氏。ニヒルな微笑みで、人間たちのハートをがっちり掴んで離しません。
最有力候補(犬)は出馬を見送り
ミネソタ州の小さな町コーモラントの市長、デューク氏は、出馬犬の最有力候補とされていましたが、9歳という高齢でもあり出馬は見送りされた模様。市民からの圧倒的支持を受ける氏がコーモラントを離れるのを嫌がったのではないかと見られています。
「責任を果たしたい」と資料を読み込む犬
普段はおっとりしているラブラドゥードルのポピー(Poppy)ですが、選挙に対しては真剣です。留守番の間には、選挙に関する冊子を真剣に読み込みます。「初めての選挙だからさ」
先ずは練習「選ぶって、タイヘンね」
「選挙って選ぶことだよね。よくわかんないんだけどさ」と練習に余念がないのは、ワイヤー・フォックス・テリアのSheldon氏。どうしても犬を選んでしまうのが目下の悩み。いや、犬を選ぶのが正解なのかも。
2016年アメリカ合衆国大統領選挙は、2016年11月8日に予定されています。
Featured image credit bellandiesel / Instagram
犬と政治の日、またはチェッカーの日(Dog in Politics Day | Checkers Day)〜毎年9月23日 | the WOOF
名称:Dog in Politics Day | Checkers Day 国:アメリカ合衆国 時期:毎年9月23日 由来:大統領候補だった当時のリチャード・ニクソンが有名な’Checkers Speech’を行った日 1952年9月23日、当時大統領候補だったリチャード・M・ニクソン(Richard M. Nixon)が、上院議員時代の政治資金の不正経理疑惑(1万8千ドル)に応えるため行った釈明会見を行った。