シープドッグ。日本語だと牧羊犬(または牧畜犬)の彼らは、放牧している家畜の面倒をみるのがお仕事の犬。役割によってガーディングドッグ(見張りや外敵から守る役割)とハーディングドッグ(羊の誘導など)の2種類に分かれています。
エドワード家で働くボーダー・コリーのロッキー(7ヶ月齢)は、訓練中のハーディングドッグ。ある日彼は、訓練中のスキルを使って、9頭の羊を家の中に誘導しました。
それは家族が各々の時間を過ごす、夕方のことでした。パパと息子は畑に出ていて、ママは台所で忙しく働いていました。畑に出た家族のために、門やドアは開けっぱなしにしていたそうです。
静かなはずの家なのに、背後で何か音がする…。ざわめきに気づいたママのロザリンさんが見たのは、モコモコの9頭の羊と、誇らしげな表情でこちらを見る牧羊犬候補生ロッキーでした。
モコモコモコ🐏
パパとママは子供たちを別の部屋に連れて行き、羊を外に誘導。モコモコ軍団はおとなしく、列をなして家を後にしました。
「そのときは面白いと思ったけれど、家中どこもかしこも糞や泥にまみれちゃって」とロザリンさん。「全部をきれいにするには少し時間がかかりました」
ロッキーはまだ半人前。牧羊犬の仕事に就くまでに、もう少しトレーニングが必要だということです。しかし今回の「羊を上手に誘導できた!」という成功体験は、ロッキーの大きな自信になったようです。事件の後の彼は、自分自身を非常に誇りに思っているようだと、ロザリンさんは語っています。
きっとこの出来事を活かして、立派な牧羊犬になってくれることでしょう。がんばれ、ロッキー!
勇敢な羊飼い〜7週齢のボーダー・コリー、牧羊犬として華々しくデビューする | the WOOF イヌメディア
牧羊犬は、放牧している羊の群れの誘導や見張りを訓練された作業犬(ワーキングドッグ)です。作業犬は大きく、家畜の見張りや護衛をするガーディングと、家畜のまとめ役をするハーディングに分けられます。 …