ハッピーになること間違いなし!野良犬を育てたカップルの美しいインドウェディング

世界の犬事情
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野良犬だったパンティを引き取り育てたカップルは、インドのゴア州で盛大な結婚式を挙げました。

付き添い犬の大役を務めたのは、元野良犬のパンティ(Panty)。6年前の雨の夜、ずぶ濡れになって震えていた彼女を抱き上げて住んでいるホステルに連れ帰ったのは、Mitali Salviさんでした。「その当時、人々はインド原産の品種の犬をペットとして飼いたがらなかったんです。外国産の犬が好まれていたんですね。でも、パンティーはすごく可愛くて、手放すことなんてできなくなった。それで飼うことにしたんです」

Salviさんの当時の住まいは、ホステル(簡易宿泊所)。恋人のAli Shakeerさんは実家住まいで、どちらにとっても一緒に暮らすのは困難でした。

Salviさんはそれでも、どうしてもパンティを引き取りたかったため、ホステルの禁を破って犬を居候させることに。そしてこのことが、彼女の人生を大きく変えたのです。パンティのしつけに専心した彼女が選んだ職業は犬のトレーナー。ホステルに忍び込ませたことがバレないように影のように、そして俊敏に動くよう、パンティをしつけなければなりませんでした。「そうこうしているうちに、獣医の勧めで犬の心理学を学ぶようになり、トレーナーになったんです。トレーナーは”本当の”仕事じゃないって思っていた家族は、戸惑ったみたいだけれど」とSalviさん。

パンティとの出会いから6年。Salviさんと恋人のShakeerさんは無事に結婚することになりました。彼らの絆を深める上で重要な役割を果たしてきたパンティは、結婚式でもリングベアラー(指輪を運ぶ係)の大役を任されることに。パンティの素晴らしい仕事ぶりは、プロポーズの様子にフィーチャーした動画”Save the Date(上の動画)”に収められています。

さて、インドの結婚の儀式は足掛け1週間の長丁場。正式にきっちりやると、ゆうに1ヶ月はかかるものなのだとか(びっくりですね!)。華やかな結婚の儀式に、パンティは全て関わってくれたのだそう。ある時はリングを運び、ある時は招待客をもてなし、そして新婦の心の支えになったパンティ。大勢の人の前で、立派にその大役を果たしました。

結婚式の様子はコチラ。パンティの出演シーンが少ないのは残念ですが、カラフルでハッピーなインドの結婚の儀式を思いきり堪能いただけます。夢のようなインドの結婚式に、一度でいいから参列してみたいなぁ。

h/t to Saying ‘I do’ with a woof | The India News 24

Featured image credit I’m Home | WeddingNama | The MitAliWedding, Goa / YouTube

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ローラさんとジェームスさんの結婚式を救ったのは、フレンチブルドッグのジョージでした。

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