君を離したくない!
熱い想いをカモのぬいぐるみにぶつけているのは、グレート・デーンの子犬、ギャツビー(Gatsby)。口から離すタイミングが掴めないのか、引っ張りっこ遊びのやり方がわからないのか、あるいはズルズルと引き摺られる種類の遊びだと思っているのか。飼い主さんが引っ張ると「離さないよ」と踏ん張って、終いには座り込みを始めます。
ワンコは顎が強いから、座り込みをしても引っ張られ、なんだか愉快な感じの遊び方になってしまいます。
ちなみに我が家の愛犬も、小さな時はこんな感じで遊んでいました。オモチャを咥えたら何がなんでも離さない。取り上げようとすると、ギャツビーのように引き摺られてしまったり、宙に浮いてしまったり。調べてみると「執着心が強すぎるワンコは問題。将来の問題行動につながるかも」なんて書かれていて悩んだものですが、成長に伴いそうした’こだわり’もなくなっていきました。
人間(の子供)と同じく犬たちだって「お気に入り」があって、それにこだわりを見せるのは極めて普通のこと。所有欲、執着が問題になるのは、その行動が目に見えて行き過ぎのとき。犬の表情、ボディ・ランゲージから見えてくるメッセージ(顔にシワがよる、唸る、怒りで逆毛が立つなど)や、目が尋常でなくギラギラしているなど、「これはおかしい」と飼い主さんがすぐわかる変化があるときです。
他のオモチャやオヤツに気を取られるようならば、ちょっとした執着や遊びの一環だと思われます。「離したくないよ!」行動がみられるのなら、この機会に「離して(Leave it)」コマンドの練習をしてみましょう。いつだって楽しくトレーニング、が、楽しくワンコと育つ基本です。
Screen capture from Great Dane puppy takes a ride with his duck – YouTube / YouTube
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