騙したほうも、こんなことになるとは思ってなかったでしょうね。

イングランド東部のリンカンシャー州に住むスーさん（Sue Markham）は、ヨギー（Yogi）と名付けられた子犬に一目惚れ。しかし家に迎え入れるには、解決しなければならない問題が一つありました。夫のロバートさん（Robert Markham）です。ローバーとさんから返ってきたお返事は、「子犬を迎えるのは賛成ね。だけど、大型犬はダメ」というもの。

そこでスーさんは、罪のない小さな嘘をつきました。「ヨギーは、ジャック・ラッセル・テリアよ」

500gほどの子犬はどんどん成長し、ジャック・ラッセル・テリアの標準体重（5kgほど）も超えてどんどん成長しました。「ヨギーが5ヶ月を過ぎた頃に、騙されたんだと気がついた」とロバートさんは語っています。ヨギーはグレート・デーンで、なんと、95kgほどにまで成長しました。

それにしてもデカい。グレート・デーンの標準体重は55〜65kgほどのはず。イギリスでしか使用されていない単位、ストーンを使用しているためになんだか自信がないのですが、15stone（1ストーンは6.350g）というから大体95kgで間違っていないはず。デカすぎます。

町では「クマ」と呼ばれるヨギー。毎週の食費は37ポンド（約7200円　1£＝¥194.30）かかるそうです。ロバートさん、さぞお怒りのことと思ったら、英メディア”METRO“に「もうヨギーにぞっこんだし、全然気にならない」と語っていました。優しいわ〜。

「小さな嘘は大きく成長するよ（だから嘘をついちゃダメ）」という話なのか、「目的のためには手段を選んではダメだ」という話なのか、読み取るメッセージに悩むニュースでした。犬はとにかく可愛いんだ！ということが理解できる話、ということでいいかな。

h/t to Puppy Grows into 15-Stone Monster – Mercury Press and Media

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