50歳になったから、何かが変わるわけではない。60歳になったから、70歳を迎えたから、老人になるわけでもない。
97歳の英国人ボランティア、サリーさんの存在は、「年齢は単なる数字」と言うことを私たちに改めて教えてくれます。
今年の12月で98歳になるサリーさんは、毎日10匹の犬とお散歩するドッグ・ウォーカー。「’最後’まで続けるわよ」と語る彼女は、近所の犬5匹との散歩ののち、シェルターの犬と歩き続けます。「家でじっとテレビを見たりはしない。そんなの私じゃないから。私はとってもアクティブな人間なの」
「お金があれば、(シェルターの)犬たちをみんな連れて帰りたいわ」
どうしてそんなことするの、大変じゃない。もっとゆったり過ごしたら?と言う周囲の声には「冗談でしょ?」と切り返すサリーさん。「50代になった時も、何かが変わったとは思わなかった。年齢なんて本当にただの数字よ。つまるところ、運動して仕事することよ」
戦争を経験し、爆弾だって落とされたのよと語る彼女は、夫を亡くして現在は一人暮らし。犬は家族のようで、毎日シェルターに行って彼らに会うことをとても楽しみにしています。
「他の人を助けること。互いに助け合うこと。それが私たちが生まれた理由じゃないかしら」
背筋をピンと伸ばして生き生きと語るサリーさん。「諦めたくないの。’最後’までやるわ」と大きな笑顔を見せてくれます。
日々のお散歩が健康によいことは皆さんもご存知のとおり。一人で歩いても効果はバッチリですが、そこに4本脚のパートナーが加わると「楽しさと喜び」も付加されます。年齢や生活スタイル、住居といった理由から犬との暮らしを諦めた人がいたら是非、お散歩ボランティアを始めてみてはいかがでしょうか。可愛いフカフカの犬たちや、素晴らしい人たちとの出会いが待っていますよ。
h/t to BBC Three – Facebook
Screen capture from BBC Three / Facebook
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皆さんこんにちは。散歩から帰ってきて、2粒もらうボーロがしみじみおいしい、読書犬ぐりです。 お元気ですか? すっかり春になりましたね。飼い主のNさんは毎朝5時40分に起きているんだけど、冬の間は真っ暗だった窓の外が、だんだん明るくなってきているって、嬉しそうです。日も長くなってきているんだね。新しい季節が巡ってくるのが感じられて、なんだか嬉しいな。 …