学校から高く評価される介助犬たち〜学位授与やアルバム参加など

世界の犬事情
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アメリカでは、学校で働く犬や、学生をサポートした犬に、人間からの感謝の意を表す学校が増えいます。

人間側の自己満足とか価値観の押し付けだ!という意見もあるでしょうが、こうしたことで広くひろくひろ〜く「動物を大事に」とか「働く犬に感謝を」いう考えが広がっていくこと自体は良いことのように思います。

例えば2013年には、介助犬のKirschがジョンズ・ホプキンズ大学から名誉修士号を授与されました。ハンドラーが出席していたメンタルヘルスやカウンセリングを学ぶ授業の全てに出席したことが評価されたそうです。

学位授与式には特別仕様のガウンを着て登壇。ハンドラーのCarlos Moraさんと共に、堂々と学位証を受け取りました。ちなみに学費は免除になっているとのことです。

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学位持ちの犬はKirschだけではありません。黒ラブ(毛の色が黒のラブラドール・レトリバー)のエリスはロースクールからされていますし、サムソンというラブラドール・レトリバーはオクラホマ大学から名誉学位を授与されました。また、数学教授への研究協力が評価され、ホープカレッジから学位を授与されたミックス犬(エルビス)もいます。エルビスは、ポイントAからポイントBへの最短ではないが最早で到達するルートの発見に貢献しました

イヤーブックへの掲載も、多くの学校で行われています。

まずは、学校のセラピードッグとして働くミス・ピーナッツ。彼女はCanine Companionsという組織に属する”派遣職員”ですが、学生たちに愛されすぎちゃって学校スタッフとして登場することになったようです。

このツイッターの投稿を見た人が、「うちの子の学校にもセラピードッグいます!」ということで、ほかの犬の写真も公開されることに。こちらはセラピードッグのクラーク・ケント。

こちらは10歳のラブラドール・レトリバー、ムース博士(Dr.Moose)。セラピードッグになる前は、爆弾探知犬として働き、またリサーチプロジェクトに参加するなど豊富な経験をお持ちの犬です。

糖尿病を患う16歳(当時)のアンドリューさんに付き添っていたアルファも、イヤーブックの一角にチョコンと登場しています。

なんらかの助けを必要としている仲間や、力を貸してくれる犬を大事にしてくれる学校なら、ほかの学生たちも誇りに思うことができるのでしょうね。羨ましいなぁ。

Featured image creditOhio University Libraries/ Flickr

介助犬、魔法の国で本物のプルートに出会う | the WOOF イヌメディア

ゴールデン・レトリバーのアトラスは、ディズニーワールドで魔法にかけられてしまいました。 そこでは大好きなプルートが、大きくなって動いていて、アトラスのことをナデナデしてくれるのです。

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