ワンコとの暮らしのなかで、忙しくてワンコのお世話ができず、預け先もなく困ったことはありませんか? 出張や旅行など、どうしてもお留守番してもらわなければならないときもあるでしょう。
そんなときにおすすめなのが「ペットシッター」。
飼い主さんの代わりに、お家でワンコさんのお世話をしてくれます。ベビーシッターのペット版といえばわかりやすいかもしれません。
ペットシッターを知らない、あるいは知っているけど利用したことがない…そんな飼い主さんのために、いざというときにきっと役立つ、ペットシッター基礎知識をお伝えしたいと思います。
ペットシッターとペットホテルの違い
旅行や出張など、家を留守にするときにペットホテルを利用する方は多いかもしれませんね。「ペットホテル」とは、ペット専用の宿泊施設であり、タウンページに掲載されている軒数は5,500を超えるそうです。かなり身近なものになってきていますよね。
対して「ペットシッター」は、ペットのお世話を代行してくれる人のこと。プロのシッターさんもいますし、仲良しのイヌ友ママにお願いするなんてことも広義には含まれます。プロにお願いするときは、自宅に来てもらいお世話を頼むかたちが一般的です。
ペットシッターを選択すべき8の理由
1. お世話の環境がかわらない
「ペットシッター」を利用する最大の魅力は、ワンコがいつもと変わらぬ環境で、あまりストレスを感じることなくお世話をしてもらえる点でしょう。あまり社交的でないワンコの場合、知らない人や場所にストレスを感じることも少なくないといいます。
2. わたしのワンコだけに集中したお世話をしてもらえる
ペットホテルなどでは、ほかのワンコ顧客も一緒にお泊まりしていることが多いもの。これでは愛犬だけに注目してもらうのは無理な相談です。これに対してシッターさんなら、うちのコだけの面倒をみてもらうことができます。シャイなワンコさんでも、早く慣れてくれるかもしれません。
3. さまざまなお世話のメニューを相談できる
プロのシッターさんは、ワンコのお世話の専門家。いつもと違うお外遊びメニューを組む、栄養を考えたお食事を用意する、訓練の時間をとるなど、特別なお世話をリクエストできちゃいます。
4. 契約条件次第で、ワンコのお世話以外のことをお願いできるかも
ワンコさんのお世話だけでなく、植木の水やりや、郵便物のピックアップなどをお願いできる場合もあります。家事代行サービスの中に、「ペットにごはんをあげる」お仕事を引き受けてくれる業者さんもありますので、そうしたところを活用する手もありますよ。
5. すべてはお世話の内容次第。料金は比較的安価かも
プロのペットシッターさんにお願いする場合、大型犬を1日1回お世話するときの料金の目安は3,000円程度(日本ペットシッター協会)。でも、「お散歩だけ」など依頼内容を限定するか、イヌ友のママにお願いするなど、比較的料金がフレキシブルであることも、シッターさん利用の魅力です。
6. シッターさんの専門知識がワンコを救ってくれるかも
ワンコさんの体調が悪い・・・。そんなときは、プロのシッターさんにお願いすれば、安心を得られるかもしれません。個別に確認が必要ですが、多くのシッターさんはワンコの健康や安全についての知識を蓄えた専門家です。
7. ワンコも飼い主さんも、旅行トラウマを回避できる
長時間の移動や慣れない場所は、ワンコに思いがけないストレスを与えるものです。シッターさんにお家でケアしてもらうことで、ワンコも飼い主さんも、旅行トラウマを残してしまうことを避けることができます。
8. 信頼できる人にお任せした安心感は、なにものにも代え難い
ワンコさんを預けている安心に加え、お家でお世話をしてもらう場合には、留守宅を守ってもらっているような安心感を得ることができます。
ご飯、トイレ、お散歩に加え、遊んでくれたり、ブラッシングをしてくれたり…。飼い主さんがワンコにしてあげたくてもできないときに、してあげたくてもできないことを、シッターさんにお願いしてみるのも良いかもしれません。
かかりつけの医者をもつように、今のうちから色々調べて信頼できるお馴染みのシッターさんを見つけておきましょう。いざというときの預け先があるのは安心ですよね!