【イヌニュース】瀕死の猫が”生きていない犬”だとわかった話(ガーンジー)

イヌニュース
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the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日は、イギリス王室属領のガーンジーから、愛護団体に瀕死の状態で運ばれてきた猫が、実は生きていない犬だったというお話です。種明かしをすると、泥だらけの猫は犬のパペットだった…という嬉しい勘違いだったのです。

見るも無残な泥だらけの”猫”

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image by Guernsey Breaking News – Dead wet muddy insect… – GSPCA, Guernsey SPCA / Facebook

事件が起こったのは、ガーンジー(Bailiwick of Guernsey)にある動物愛護団体Guernsey SPCA。施設内の動物病院に、”瀕死の猫”を抱えた人が駆け込んできました。

箱には危険な状態にある猫がいる!と聞かされた獣医師とスタッフは、すぐに行動に移ります。別室に移動して急いで箱を開けてみると、そこにいた…いやそこにあったのは泥だらけのぬいぐるみ。

マネジャーのバーン氏(Steve Byrne)は、「箱の中に入っていたものが何だったかを説明したら、初めは信じてもらえませんでしたよ。でもすぐに気持ちが明るくなって、ジョークを飛ばしたりしてね。ぬいぐるみのことを心配したことがわかって、もう本当にホッとしました」とコメント

そりゃそうだ。

動物を愛する人たちの、愛するが故の勘違い

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image by Guernsey Breaking News – Dead wet muddy insect… – GSPCA, Guernsey SPCA / Facebook

こうした勘違いは少なくはないようです。GSPCAによれば、結構な頻度で勘違いによる連絡を受けるとのことで、例えば以下のような例があるそうです。

  • 海岸にいる病気のアザラシ→羽毛掛け布団
  • 海岸にいる病気の犬→これも羽毛掛け布団(布団放置しすぎ!)
  • 怪我をしたカラス→黒いバック
  • パグの迷子→カエル(なぜ間違える!)
  • 怪我をした鳥→金髪のウィッグ(外に干していたのか?)
  • 救助したハリネズミ→松ぼっくり(救助しちゃったんだ…)

ガーンジーの人にも世界中の人にも、その辺に羽毛布団だのバックだのウィッグだのを捨てちゃいけないよ!と言いたい一方で、みんな真剣に動物を守ろうとしているのは、すごく嬉しいお話だと嬉しくなっちゃうお話。

フカフカのパペットで、本当に良かったね!

Featured image credit Guernsey Breaking News – Dead wet muddy insect… – GSPCA, Guernsey SPCA / Facebook

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