【帰ってきたよ!】がれきから10日ぶりに救出、ゴールデンが飼い主と再会(イタリア地震)

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the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日はイタリアから、地震によりがれきに埋もれた犬が、9日ぶりに救出されたというニュースです。救助された犬は、落ち着いた様子で、飼い主の元に駆け寄り尻尾を振りました。


8月24日発生したイタリア中部地震。マグニチュード6.2を記録した大きな地震は、各地に大きな爪痕を残しました。

そんな中、壊滅的な被害を受けた町アマトリーチェ(Amatrice)から、明るいニュースが飛び込んできました。地震発生から10日が経過した9月2日、住宅のがれきの下からペットの犬が救出されのです。

生還を果たしたのは、ゴールデン・レトリバーのロメオ(Romeo)。飼い主が避難を余儀なくされる中、一匹で過ごしていた犬は住宅倒壊の被害にあったようです。9日後の9月1日、町を巡回していた救助隊員が犬の鳴き声に気がつき、救助に至ったということです。隊員たちは声がする辺りの石片を移動させて犬を発見。倒れた支柱のようなもの天井の役割を果たし、犬が過ごせる隙間ができたため、命をつなぐことができました。

引き上げられたロメオは、救助隊員に抱きかかえられてペットボトルの水を一口ゴクリ。足元の悪い状況に戸惑っているようにも見えますが、優しい隊員たちの手を借りて地上に降り立った彼は、飼い主の元に元気に駆け寄りました。幸い、ロメオには傷もなく、体調にも大きな異常はないということです(Reuters)。


イタリアという遠い場所のニュースだけれど、日本の犬たちにとって地震のニュースって他人(犬)ごとじゃないよね。離れ離れになったときのためのID装着も含めて、地震への備えをしておかなくちゃって思いました。

がれきの下敷きにならないような備えをするのは難しいけれど、お水やフードの準備はできるもの。飼い主さんと相談しましょう。

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地震、噴火、竜巻、そして異常気象。 自然災害は突然、容赦なく襲いかかってくるものです。 人間だけでなくワンコのことも考えて、備えを万全にしておきましょう。

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