【イヌニュース】犬が飼い主に発砲〜重症を負うも現在は回復、犬は”保釈”

びっくり
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the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。

今日はアメリカから、車内にあった銃に脚をかけ、飼い主に発砲してしまったチャーリーのお話です。一時は”犬の刑務所”に収容されたチャーリーでしたが、飼い主のたっての希望により現在は”保釈”されています。


その”事件”は、ソニー・ギリガンが彼の3匹の犬(チャーリー、スクーター、カウボーイ)を連れて、ニューメキシコ州南部のラスクルーセスに狩りに出た時に起こりました。

ピックアップトラックの運転席にいたギリガンは、車を停めたその後に、突然背後から銃撃されてしまったのです。

「最初は、車の外にいた誰かに撃たれたと思った」というギリガンでしたが、すぐに銃弾が後部座席にあった自分の銃から発せられたものだと気がついたとのことです。

「チャーリーの脚が引き金に引っかかっていたところ、私が座席を前に引いたために彼が座席からずり落ちて、その時に引き金を引くことになってしまった」というのがギリガンの説明です。「めっちゃ変な事故だけど、これは事実。これが起こったことなんだよ」

ショットガンの銃弾は、前の席にいたギリガンの背中を貫通。複数の助骨と鎖骨を砕いたほか、他の傷も残しました。

ラッキーだったことに、ギリガンには意識があって、電話は手元にありました。救助要請を受けた保安官、国境巡回捜査官、ニューメキシコ州警察の混合チームが到着したときには、ギリガンはトラックの横で血を流して倒れていたそうです。

チームはすぐにギリガンをエルパソの大学メディカルセンターへと搬送。緊急手術のおかげで一命を取り止めました。

「The DASO(地元の保安官事務所)が私を救ってくれました。もし彼らが10分遅かったら、私は死んでいたでしょう」

「ものすごい量の血を失いました。病院に着くまえに、あっちの世界に足を踏み入れたのを感じたけれど、CPRによって踏みとどまりました。命を救ってくれたドクターとDASOにはとても感謝しています」

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screen capture from (46) Dog shoots owner while hunting in southern New Mexico – YouTube / Flickr

さて、飼い主を銃撃したチャーリーのその後はどうなったのでしょう。

ギリガンによれば、チャーリー、スクーター、カウボーイの3匹は、”刑務所”に送られたそうです(ちなみに”刑務所”は冗談で、本当は動物サービスセンター”に送られた)が、現在は保釈されています。「だってあれは事故だったからね」

犬が意図的に飼い主を銃で撃った…わけはなく、そこにあった銃を踏んでしまったことで拘留されたわけですから、犬には罪はありません。ギリガンの3匹への愛情も、全く変わることはありません。子犬時代にシェルターから救ったときから、愛する気持ちは何もかわっていないと言います。

「チャーリーは可愛い犬。意図的に誰かを傷つけるような犬じゃないよ」

h/t to Dog shoots his owner in a bizarre hunting accident in Las Cruces

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