【イヌニュース】世界一有名なドッグショーに猫が参戦!?

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the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日はアメリカから、有名ドッグショーに猫が参加が決まったというニュースです。ドッグショーで猫の審査が行われるのかといえば、そういう訳ではなさそうです。


ウエストミンスター・ケネル・クラブ・ドッグショー(Westminster Kennel Club Dog Show)は、英国のクラフツと並び称されるアメリカで最も有名なドッグ・ショー。出陳資格はチャンピオン犬に限られる大会で、世界中からスーパーワンコが集まります。この時期のニューヨークは、街中だけでなくホテルにも、美しい犬たちで溢れかえります。

そんな有名ドッグショーに、今年はニャンコが参戦するというニュースが飛び込んできました。犬の皆さんは「犬の領域を猫の肉球で踏みにじろうとしている」とか「プードル部門の優勝が猫に奪われたらどうしよう」など危機感を募らせるかもしれませんが、どうやらそういうことではなさそうです。猫たちは、競技に参加することはありません。ドッグショー関連イベントの”Meet the Breed”に参加して、来場者と触れ合うのだそうです。

米ケネルクラブ(AKC)のハンター広報担当はUSA TODAYに、「”Meet the Breeds”は、単に犬を陳列するものではなく、一緒に遊ぶことができるイベント。犬らの原産国や起源を伝えるためのブースもある。猫もこうしたブースに参加することになる」

このほか、猫のアジリティコンテスト(障害物競争のようなもの)も開催されます。参加猫種は40種とのこと。

これに対し、Twitter上では「ハンドラーをどれだけ長く無視するのかを競うのか?」「うちの猫は準備万端」などの反応が見られました。AKCは、「来場者に、犬猫の素晴らしい品種に触れ合ってもらい、責任あるペットの飼い主がいかなるものか、そして自らにどんな品種が適しているのかを学んで欲しい」と、その意図についてコメントしています

ウェストミンスタードッグショーは2月13日と14日、ニューヨークで開催。約3000匹の犬が出陳される予定です。今年は新たにアメリカン・ヘアレス・テリア、プーミー、スルーギの3品種が、新たに加わりました。

Featured image by Tilly Grassa/ The Westminster Kennel Club

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