【いぬ探訪】習慣は第二の天性なり〜肉屋通いを続けるシニア犬

ほのぼの
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世界で活躍するワンコにスポットを当てる【いぬ探訪】。今回は、老いてなお食欲お盛んなオーストラリア在住のシニア犬、フレッチャーをご紹介します。

13歳となる彼は、聴覚に障害をもち関節炎をも抱えています。しかし、10年間続けてきた毎日のお肉屋さん通いをやめることはないそうです。


地元のお肉屋さんthe Boutique Meats Kitchenには、毎日決まった時間に訪れる”ロイヤルカスタマー”がいます。

顧客の名はフレッチャー。近所に住む13歳の犬で、子犬の頃からこの肉屋に通いつめています。

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image by Maddie Ford – Facebook

はじめての訪問は10年前。店の前で待ち続けていたら骨をもらえたことで、このお肉屋さんがお気に入りになってしまったのです。

13歳になり関節炎を患い、歩くのにも時間がかかるようになったフレッチャーですが、お肉屋さん通いはやめられません。ときに骨が小さすぎることに不満をもらすこともあるワガママな顧客(骨が小さいと1時間後に戻ってくる)ですが、肉屋のオーナーNick Cowenは「かわいすぎる」とメロメロで、代金の支払いを要求したことはないのだそう。

以前はもっと大きな骨をあげていましたが、太り過ぎを気にして小さめのものに抑えているというNickさん。その優しさに感謝して、飼い主のMaddie Fordさんは毎年のクリスマスにはビールを贈っています。

フレッチャーが地元の商店めぐりを始めたのは、彼が2歳の頃。子犬時代にはなんども警察に保護されて家に連れ戻されたという彼ですが、今ではすっかり有名犬。お肉を加えて悠々と歩く姿は、地元の名物となっています。

聴覚はすっかり衰えてしまいましたが、お肉屋さん続く匂いは決して忘れることのないフレッチャー。衰えることのない食欲と嗅覚が、彼の長生きの秘訣なのかもしれません。

h/t to Dog makes trip to butcher shop for a bone every day for years | 6abc.com

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