the WOOF専属ライター犬、ライチがお届けする世界の犬ニュース。今日はイギリスから、菜食主義になった(と飼い主が主張する)シベリアン・ハスキーのお話です。
”ベジタリアン・ドッグ”としてテレビに出演した犬は、野菜の皿には目もくれず、肉の皿に飛びつきました。
ペットの犬が「菜食主義者だ」と主張した女性は、全国放送で愛犬に赤っ恥をかかされることとなりました。犬は野菜の皿などには目もくれず、肉に飛びついてしまったのです。
ルーシー・キャリントンは今年の夏、愛犬のシベリアン・ハスキー ストームが食餌を残すようになったことに気がつきます。かねてより「動物もベジタリアンになりたがっている」と信じていたルーシーは、そのタイミングで犬の食餌を肉抜きのものにしようと決意。以降、ストームは”ミートフリー(肉抜き)”のフード、あるいは残り物の野菜だけを与えられるようになったのです。
肉を含まない食餌をガツガツ食するストームをみて、ルーシーは確信したそうです。「うちの犬は菜食主義」…と。
しかし残念ながら、ストームは菜食主義ではありませんでした。テレビ番組内で、肉と野菜の2つのフードボウルを準備してもらったストームは、野菜ボウルには目もくれず、肉ボウルに突進しました。
そして「貪り食う」という表現がぴったりの、見事な食べっぷりを見せたのです。
愛犬の姿をみたルーシーのコメント「うん、まぁ…。フェアな立場からいうと、気温が急激に下がったよね」
ちなみにルーシー自身はベジタリアンでもヴィーガンでもなく、ただ単にストームが食餌を摂らなくなったために、野菜食に切り替えたのだと言います。
ルーシーは、ストームの食餌を元(肉ベースのもの)に戻すことを約束し、カメラの前を去りました。
ストームの反応や飼い主のコメントなど、ショーとしての面白さは完璧でしたが、それはさておきこのコーナーは、「犬はベジタリアンになれるか?」とか「彼女のしたことは虐待なのではないか」などの議論を巻き起こすこととなったのです。
犬が菜食になれるか否かに関しては、いまだに科学的な答えは出ていません。犬はomnivore(雑食性動物)であり、動物の肉も植物もどちらも食べることができる生き物です。犬は肉を好むというイメージが強くありますが、中には必要な栄養素を摂取すれば菜食でも健康に暮らすことができるという専門家(獣医師や研究者)もいます。
ただ、犬が野菜だけで必要な栄養素を摂取できるかは、まだよくわかってはいません(例えばタンパク質は大豆などからも摂れるが、植物性タンパク質だけで大丈夫なのかはわかっていません)。また、犬が野菜だけを食べて幸せかどうかもわかりません。番組に出演していた獣医師のスコット・ミラーは「犬は肉を食べるのが自然。彼ら(ペット動物)は通常、自分で食餌を選ぶことができないのだから、(飼い主によって)肉を食べる機会を奪われるべきではない」と強調しました。
h/t to Woman who said her dog was vegetarian is proved wrong in seconds | Metro News
screen captures fromShould Your Dog Become a Vegetarian? | This Morning – YouTube
犬に野菜は必要か?〜与え過ぎが胃腸の問題を起こす理由 | the WOOF イヌメディア
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