この世で最も美しい犬とか、犬の中のアポロ(※)などと評されるグレート・デーン。ギネスブックの世界一大きい(=体高の高い)犬の称号は、常にこの犬種に輝くことでも知られています。
※ アポロンは、ギリシア神話に登場する若く美しい男神
穏やかな性質の個体が選択的にブリーディングされてきたこともあり、忍耐強く怒ることは滅多にないと言われる犬種です。恐ろしいのは攻撃ではなく、飼育にかかる餌代と言われるほど穏やかな性質のワンコさん。子供に対しても忍耐強く、背中に乗っても怒らない優しいコなのです。
美しく優しいワンコ、グレート・デーン。天は彼らにもう一つ良いところ(飼い主さんにとっては困った点)を与えていました。それは賢さ。彼らはとても賢く、ドアの掛け金を外すことなどチョチョイノチョイなのです。
今回の主役はグレート・デーンのバンビちゃん(Bambi)。彼女は、フカフカなカウチが大好きなのですが、飼い主さんはカウチに座ることを許してくれません。目を離すときでも抜かりなく、赤ちゃん用のゲートをセットしてしまうのです。うむむ、バンビちゃん困ったぞ。
…と言いたいところですが、実際にはバンビちゃんは殆ど困りませんでした。噛んだりつついたりしてどんなものかを確認し、鼻先と口を上手に使って掛け金を外して、スタスタと中に入ってしまいます。その後の様子はわかりませんが、おそらくは優美なその身体を、どっしりとカウチに横たえていたのでしょう。
お利口グレート・デーンは、バンビちゃんだけではありません。2本目の動画に登場するのは、8か月齢のガンダルフ(Gandulf The Grey)。自分のおもちゃを上手に使って、ドアノブを操作します。
んがっ!
開いた。
ということで、ワンコから自由を奪うのはとっても大変なのです。ワンコたちは飼い主さんの想像を超える創意工夫で、ドアやゲートを楽々と開け放ってしまいます。飼い主の皆さま、是非是非、ご注意を♡
・楽勝で掛け金を外すバンビちゃん↓
・道具を使ってドアを開けるガンダルフ↓
Screen capture from Great Dane Opens gate / YouTube
グレートデーンだって甘えたい!赤ちゃんみたいな動きをする大きなワンコさん【動画】 | the WOOF
カワイイ動画分野にグレート・デーンも参戦です。 飼い主はアメリカはテキサスのロイ(Roy Field)さん。カウチで寝そべりながら、テレビをゆっくり観るという至福の時間を過ごしています。 そんなロイさんにまだまだ甘えたい〜のが1歳になるボーディ・ジーン(Bodie Gene)さん。ロイさんに身体を預けて横たわり、ノビをしてみたり、匂いを嗅いでみたり、頭を乗せてみたりと忙しい。