犬に靴を履かせる…というのは、飼い主の酔狂な趣味でもなければ、極端な甘やかしではありません。

犬種によっても違いはありますが、実は犬に靴（ブーツ）は必要なもの。寒さが苦手な犬もいますし、怪我ややけど（火傷や凍傷）の防止にも役立ちます。

とはいえ、犬が靴を履くのは、全くもって「不自然」なこと。裸足であれば得られる肉球からの触覚情報は入ってきませんし、地面を掴むこともできなくなります。そのため、初めて靴を履くワンコは”ブーツダンス”と呼ばれるかなり愉快な歩き方をすることになります。

こんなヤツね…。

思わず笑ってしまったでしょう。わかります。動画の彼または彼女には申し訳ないのですが、ワタクシなど声をあげて笑ってしまいました。

しかし、初めて愛犬に靴を履かせた飼い主さんなら、そこはグッと堪えなければなりません。ブーツダンスをする犬を前にしても、笑ってはいけないのです。犬のブーツを開発・販売するRUFFWEARによれば、飼い主の笑いは「犬を不安にさせる」のだそう。飼い主は笑うのではなく、サササッと愛犬を好きなこと（お散歩や遊び）に集中させて、ブーツと好きなことを関連づけることが大切だといいます。

正直、笑わないでいることは至難の業としか言いようがない…。それでも何とか耐え忍び、可愛い犬に靴に慣れていただくように頑張らなければなりません。

その日、その時を迎えるまで、笑いをこらえる練習をしておいてくださいね。

イケナイ薬を服用したか猫にマタタビを盛られた様子のグレイハウンド | the WOOF イヌメディア

犬は突然、異常な勢いで走り回ったり、グルグルと回りだすことがあります。 飼い主初心者さんとか、犬を飼っていない人だと「ど、どうしたの（狂った？）？」っと焦ってしまうような勢いですが、病気でも精神異常でもなく、犬にとっては普通の行動だと言われています。 ちなみにこの状態は、ズーミー（Zoomies）とかフラップ（FRAP）などと呼ばれます。詳しくはこちらの記事をご参照ください。 …