ゴールデンといえば、飛び抜けてフレンドリーなことで知られる犬ですが、運転技術も他の犬より頭ひとつ飛び抜けているようです。
北アイルランドのダウンカントリーで暮らすランボー(6歳)は、「トラクターを操る犬」として地元ではよく知られた存在です。彼のハンドルさばきをひと目に見ようと、連日観光客が訪れているほどです。
4匹の子の父親であり働くことが大好きな犬、ランボー。あるときは芝を刈り、またあるときは畑を耕しコーンを刈り取って、家族の仕事を楽にします。
「初めて見る人は、みんなビックリするよ。誰もが写真や動画を撮らずにはいられないんだ」と語るのは、飼い主のアルバートさん。「このトリックをするランボーを見ると、みんな言葉を失うね。彼はイイコで、すごくフレンドリー。やってくる人全てを歓迎するんだ」
ランボーの運転の(あるいはトラクターの運転席でおとなしくするという)才能は、小さな子犬の頃から明らかでした。アルバートさんが「座ってごらん」と言ったら、ランボーはちょこんと運転席に座り、彼を見つめたのだと言います。
ただし、勝手に乗るのはトラクターの運転席だけ。どんなにお出かけがしたくても、乗用車には乗車許可が降りるのを待つのだそう。「彼は、車の脇でおすわりして待つんだよ。勝手に飛び乗ることはない。お出かけの興奮で、尻尾はヘリコプターのように丸くなるよ」
Featured image creditDog shows off his farming skills – skillfully driving his master’s tractor – YouTube