セント・バーナードといえば、ハイジ、ラスカル、フランダースの犬に登場する、日本の皆様にお馴染みの超大型犬。優しくて頼りになる犬として描かれることが多く（実際の彼らも、温和で忍耐強い気質をもつ犬です）、人気の犬種ですよね。

しかし、こんなに大きなコを日本で飼うのは困難。飼育するための十分なスペースを確保することが困難ですし、暑さに弱い犬種ですので地域も限定されますし。幸せにしてあげられるかを考えると、家族に迎えるには二の足どころか五の足くらい踏んでしまいます（そんな言葉はない）。

そんなセント・バーナードの大群が、お散歩をしたらどんな風景になるんだ？という疑問に答えてくれるのがこの動画。なんと30頭の成犬と8頭のパピーが、一斉に森に繰り出します。

聞こえてくるのは、ただひたすらの「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ」

これだけの頭数がいるというのに、追いかけっこをしたり取っ組み合いをすることはありません。ひたすら、自分のペースを崩さずに「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ」と歩く犬たち。ぶつかっても「なんだよ〜」と反応することはなく、「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ」と前進。

Tikki SmithさんのYouTubeチャンネルには、このほかにもたくさんのセント・バーナード動画が並んでいます。一体この人どんな人なんだろ？と思ったら、カナダのラスケッティ島（ブリティッシュコロンビア州）に拠点を置く、セント・バーナード専門のブリーダーLasquite’s Saint Bernardsのオーナーさんのようです。カナダのブリーダーさんであれば、この数の超大型ワンコを自由にお散歩させるというのも納得かも。

呼び戻すときは、どうするんだろうな？迷子にはならないのかな？と疑問をもったけれど、そのへんは山岳救助犬として知られるセント・バーナードですし、大丈夫なんだろうな。

Featured image from Lasquite’s Saints out for a walk. Jan 15 2013 / YouTube

さらわれた愛犬を救え〜ピューマにパンチを食らわせてダックスフンドを救出した飼い主さん | the WOOF

ワンコが命の危機にさらされたら、あなたならどうする？ お散歩の途中、「もしここでリードが切れて、このコが車に轢かれそうになったら、わたし車の前に飛び出しちゃうかも・・・」などと想像し、自分に感動してウルッとなってしまう私。 しかし対峙する相手がピューマだったら？カナダにはなんと、飼い犬を守るためにピューマと