最近、愛犬のいびきのバリエーションが増えたことに驚きを隠せない蛙原ですこんにちは。
奏でる音の種類が増えただけでなく、頻度や音量も増えているような気がして、少し気になってきています。そこで、調べてみました”犬のいびき”。なぜいびきをかくの？病気の心配は？そもそも、どの犬もイビキをかくの？そんなこんなを調べてみました。
いびきをかく犬ってどんなイヌ
いびき（鼾）とは、狭くなった上気道（鼻から咽頭までの気道）が呼吸時に擦れて出す音のこと。であれば、何らかの理由で気道が狭くなってしまったコは、イビキをかくということですね。じゃあ、イビキをかく犬ってどんなイヌ？
1. 太りすぎている犬
おデブは万病の元。そしていびきの原因でもあります。太っていると咽頭の壁などに余計な脂肪がつくため、喉が狭くなってしまいます。
2. アレルギーもちの犬
アレルギー症状によるいびきもあります。花粉や草木だけでなく、ほこりやタバコなども原因になります。鼻水などの粘液が鼻口を塞いでしまうことが、ブーブーはぁはぁの原因になります。
3. マズルが短い犬
短頭種に分類される犬種（ペキニーズ、パグ、ブルドッグ、ボストンテリアなどなど）は、いびきをかきやすいとされています。”鼻ぺちゃ”犬たちは鼻腔が狭く、軟口蓋が長くなっていることが多いことが原因のようです。
4. 鼻や喉に何か詰まっちゃった犬
鼻や喉に何か、例えば食べ物が詰まってしまっているケースです。小さなオモチャが詰まってしまった、何ていうケースもあるようです（犬はいたずらが大好き！）。
5. 投薬を受けている犬
投薬している間に急にいびきをかくようになったら、薬による影響を疑ってみても良いのかもしれません。筋肉を弛緩させる効果のある薬を飲んだ時など、喉の筋肉がゆるまっていびきを発生させることがあるそうです。
6. タバコの煙を吸い込んでしまった犬
タバコの煙は、犬の喉をも傷つけます。もちろん喉だけでなく呼吸器を傷つけることになるわけで、いびきだけでなく喘息、気管支炎の原因にもなります。ワンコのいる場所でのプカプカは控えてね。
7. 病気の犬
真菌が犬の呼吸器系組織に侵入して起こるアスペルギルス症、軟口蓋が長く伸びて気道をふさぐ軟口蓋過長症、興奮などにより気管が潰れて呼吸困難になる気管虚脱など、呼吸を困難にさせる症状を持つ病気が原因のことがあります。
急にいびきがひどくなった、いびき音が大きくなった、他の症状を伴う（呼吸が苦しそう）場合には、念のため獣医師さんに相談を。
8. とんでもない体勢で寝ている犬
説明の必要はないですよね。アゴのっけやベットから落っこちた体勢で寝ると、そりゃあ気道も塞がれるでしょう。
9. お疲れの後、リラックスしすぎてる犬
疲れてぐったりの後、完璧にリラックした犬が盛大にいびきをかくことも、もちろんあります筋肉が弛緩して気道をふさぐといったことが原因のようです。この辺は人間と同じですね。
飼い主さんにできること
どんなに可愛いワンコでも、グースカピーといびきをかくのは、割と普通のこと。心配しすぎる必要はありませんが、もしタバコ、アレルギー、他の気になる症状があれば、注意して目配りしましょう。
いびきが酷すぎる（＝犬が苦しそうで見ていられない）という時は、獣医師さんに相談をしてください。生活のアドバイスから医学的な解決方法（外科的方法を含む）まで、様々な解決方法をお持ちだと思います。
無理な体勢で寝ていたら、少し楽な姿勢に変えてあげましょう（少し観察して楽しい気分になった後でも良いでしょう！）。枕（あるいは頭を乗せる場所）の高さを変えてあげられるなら、それも効果がありそうです。
犬の周りでの喫煙はNG。外でも、喫煙者の周りは避けるようにしましょう。
我が家の愛犬は、興奮するとゼイゼイ、水を飲むとフガフガしがちなので、気管に少し問題があるのかもしれません。そして、アレルギー症状も気になるところ。次の検診の時にでも、相談してみようと思っています。お犬さま、覚悟して〜☆
◼︎以下の資料を参考に執筆しました。
[1] Does Your Dog Snore? | petMD
Featured image from Jaromir Chalabala / Shutterstock
犬が水を多量に飲むようになったとき、飼い主さんができる3つのこと【まとめ】 | the WOOF
by 蛙原さち 最近、ウチの犬が急に水をがぶ飲みするようになったことに心を痛めている蛙原ですこんにちは。 飲むときと、飲まないときがあるんですよね。今日は全然飲まないな〜フードに混ぜちゃおという日もあれば、「二日酔いですか!?」という日もあるといった具合。
