アメリカで大フィーバーを起こしているポケモンGO。現実世界そのものを舞台として、ポケモンを捕まえたりバトルしたりする体験ができる、位置情報を活用したゲームです。デイリーアクティブユーザ数は、Twitterのそれを超え、すでに店舗などへの集客にも大きく寄与しているとのこと。
発売数日で、急速な広がりを見せたポケモンGO。強盗のきっかけとなったり、逆に犯罪を未然に防止したり浮気がバレたり、病院での使用に待ったがかかったりと、何かと話題には事欠きません。しかし、愛犬家の心を捉えた話題といえば、米シェルター職員がプレイヤーに「ポケモンハントに保護犬を連れて行って!」と呼び掛けたニュースではないでしょうか。
アイディアを出したのは、インディアナ州にあるMuncie Animal Shelterで働くフィルさん(Phil Peckinpaugh)。彼は、多くの人がポケモンGOに夢中になっているのを見て、「もしプレイヤーたち全員が、犬を連れて歩いていたら、すごく良くね!?」と思ったのだそう。
彼は、そのアイディアをフェイスブックに投稿。”レアなポケモン捕まえたいでしょ?歩き回る時、シェルターの犬も連れて行ってよ。ここへ来てフロントで、「ポケモン・ドッグが必要なんだ」って言ってね”と投稿。この天才的なアイディアは話題を呼び、瞬く間に大量のシェアを生み出しました。
おかげでシェルターの電話は鳴りっぱなし。嬉しい悲鳴をあげています。The Star Pressによれば、2日間でなんと150人以上の人がシェルターに訪れたとのこと。
ポケモン人気、すごいなぁ。そして、’現実世界を歩き回る’というゲームの性質をつかみ、保護犬を助けるアイディアに転化したフィルさんの能力もすごいです。これをきっかけに多くの人が、保護犬たちの魅力に気が付いてくれると更に良いですね!
さて、みんなが大好きなポケモン。もちろんワンコも心を奪われているようです。ポケモンのテーマを聞いてうっとりしているのは、音楽犬として有名なメイプル(Maple)。ご主人のトレンチ(Trench)さんが奏でるアコースティックギターの音色がメイプルの冒険心と眠気に火をつけたようです。
Featured image credit Pokemon Theme Fingerstyle + Guitar Tabs (Trench & Maple) / YouTube
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