【イヌアニメ】もう恋なんてしない〜心に傷を負ったレンタル犬を描く”Puppy Love”

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モノやサービスを個人間で貸し借りしたり、企業から借りたりする生活スタイルって、とっても楽しくて便利だし合理的ですよね。所有コストを減ずるといった経済的な利点だけでなく、他の人とのつながりを加速させる、世界を広げるものでもあると感じています。

でも、共有しにくいものもありますよね。モノやサービスではないもの。愛とか気持ちとかが絡むもの。パーソナルなものの中には、ひとりだけに捧げる方が良いというものだってあると思います。

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共有しにくいどころか、共有してはダメなんじゃないかと思うもの。それは犬。

法律的には犬や猫などのペットはモノなのですが、生き物である彼らには気持ちがあり、しかもとっても一途。仲間を大切にし、守りたい欲求を持つ彼らには、”シェアリング・エコノミー”なんて言葉も概念も存在しないのです。

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遊んだりソファでくつろいだり、一旦は家族のような濃密な時間を過ごしたというのに、期間が終われば終了。それ以外の時間はひとり寂しく、誰かが迎えに来てくれるのを待ち続ける。そんなシステムの中に犬を組み込んでしまうのは、とても酷なことだと思います。

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新しい家族を探す目的で保護施設などが行う”一時預かり”や、一緒に暮らしてみるお試し期間の”トライアル”も、同じように一時的に家族として暮らすことです。しかしこれは、生涯を共にする家族を見つけるという、犬にとっての素晴らしい未来に向けての準備期間なのです。未来もないのに人間の心を満たすだけに犬を”使う”ようなことは、やっぱりやっちゃいけないことだよなぁって思います。

短い動画ですが、考えさせられる内容です。さて、皆さんはどう感じましたか?

Puppy love from Nadya Mira on Vimeo.

Images are from Puppy love |Vimeo 48 Hour Films – CalArts and Gobelins (2014) / Vimeo

犬と飼い主は心拍リズムが同期する:一緒だと心拍数が低下、心が落ち着く(豪研究) | the WOOF

by Fido 仕事を終えて帰宅したとき、笑顔で駆け寄ってくるワンコの姿を見ると本当にホッとしますよね。一緒にいると安心し、ゆったりとした気持ちになるのがわかります。 どうやらこの”安心感”は、「そんな気がする」以上のもであるようです。犬と飼い主が一緒にいると、心拍数は共に一気に下降すること、そして互いの心臓の拍動リズムはシンクロ(同期)するということが最近の研究でわかりました。

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