【イヌアート】自転車の廃材を使って造られた実物大のワンコたち”Unchained”

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”もったいない”生活の実践者の皆さん、そして自転車と犬が大好きな皆さん、注目です!

自転車の廃材を使ったワンコ像を発見しちゃいました。製作したのはイスラエルを中心に全世界で活躍するアーティスト、ニリト・レバブ(Nirit Levav)さん。”Unchained“と名付けられた一連のシリーズには、ボクサーからプードルまで、様々なワンコが揃っています。

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ニリトさんは元々、捨てられた廃材などを使って創作を行うアーティスト。このシリーズも、よく訪れていた修理屋に捨て置かれていた自転車のパーツを見た時に着想したそうです。ギアやチェーンを見て「ロットワイラーの像を作ろう」と思うなんて、創作者って感性が豊かなんだなぁと、ちょっと羨ましくなっちゃいますね。

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一つ作ると次の創作アイディアがどんどん沸き上ってくる。そんな恵まれた状態にあったため、町中の自転車修理屋を回って廃材を集め、犬種も増やしていったそう。使用するのは主にチェーンですが、ギアやペダル、シートを利用したものもあります。

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硬い素材を使っているにもかかわらず、像の印象は可愛らしくて柔らかい。ニリトさんは「犬たちの優しさや穏やかさ、彼らの感受性を表現ようとした」と語っており、その試みが成功していることは作品を見ればよくわかります。

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パーソンズ美術大学(Parsons The New School for Design)を卒業後、長らくファッションの世界でキャリアを積んできたニリトさん。その頃から素材そのものへの興味は尽きず、ブライダルやイブニングドレスなどを制作する傍ら、ジュエリーやメタル使ったアートなどの制作も続けていました。

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2010年、彼女は活動の軸足ををファッションからアートへと移します。それまでに培った、様々な素材を扱うスキルを活かして、ドレスやファッションアイテムから公園などに置かれるような大作まで、様々な作品を手がけるようになります。そんな中で出会った”犬+廃材”というコンビネーションは、彼女の活躍の場をさらに広げたようです。

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作品はEtsyで購入可能(2016/11/2 店舗一時閉店中)。作品にはちゃんとモデルがいて、作品名はモデル犬の名前と同じ、そしてそれぞれの個性を反映した素材・表情・ポーズが選択されています。

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実物大の大きさなので、どのワンコも結構な大きさと重さがあります。家にあったら目を引くこと間違いなしですが、会社の受付や公共の場に置いたときでも、素材の珍しさや造形のユニークさに注目が集ま理想。

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全世界に活躍の場を求めているニリトさんは現在、日本でのパートナーを探しているそうです。記事作成にあたって連絡を入れたところ、「日本で仕事をするのは、ずっと描いていた私たちの夢なんです」という嬉しいコメントを頂きました。ご興味ある方は是非、WebそしてFacebookから連絡をしてみてください!

unchained / recycled dogs art – A new collection from Nirit Levav
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