犬と一緒に海遊び〜楽しい夏の思い出にするために気をつけてあげたいコト
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海の近くに住んでるよ〜とか、今年はワンコと一緒に海水浴をする予定があるとか。
そんな恵まれた飼い主さん向けに、ワンコと一緒に海遊びをするときの注意点をまとめてみました。
事前の準備はしっかりと
当日の天気予報はしっかりチェックを。潮の満ち引きの時間も調べておきましょう。
もしものときを想定して、首輪や迷子札、そしてもちろんマイクロチップなど身元がわかるものを装着しておくこと!これ、だいじ。
マリンスポーツを楽しむワンコさんには、人間同様ライフ・ジャケットを着せてあげましょうね。生まれつき泳ぎが得意なコもいるものですが、泳ぎが苦手なコもいます(私たちと同じですね!)。ライフ・ジャケットは体にフィットするものを選び、深い場所へ行く前にちゃんと慣れさせておきましょう。
また、紫外線対策はしっかりと。日焼け止めを塗ったり、Tシャツを着せてあげたりして、ダメージを防いであげるのですよ。ワンコにとっても紫外線は美容と健康を阻害するものなのだということをお忘れなく。また、日差しから目を守るためドグルス(犬のサングラス)をかけてあげるのもいいかもしれません。
海水を飲むのはNG。できるだけ飲ませないように
ビーチに遊びに行ったときは、ワンコがいつでも飲めるように飲み水を用意しておきましょう。ワンコは、喉が渇くと海の水さえ飲んでしまうことがあるのです。
人間と同じく、海水はワンコにとっては決して安全ではないものなのです。少しぐらい飲む分には大丈夫ですが、脱水症状を起こしたり、吐いてしまったりすることもあります。塩水と一緒に砂を飲み込んでしまったら、腸を傷つけてしまうおそれもあります[1]。
砂の上を走り回ることはワンコにとってとてもいい運動になりますが、怪我をするリスクも高くなると心得ておきましょう。熱く焼けた砂の上を歩くことによって火傷をすることもあります。運動不足のワンコさんなら、腱や靭帯を痛めてしまうこともあるのです。常に様子を見て、様子がおかしければ一旦休んで確認しましょう。
また、海の中や砂浜にくらげがいないかどうかチェックしましょう。フナムシも刺されると赤いブツブツができてかゆくなるので要注意です。
海で遊んだあとはしっかり清潔に
泳いだ後は、海水や砂をきれいに洗い流してあげましょう。海水の塩で肌がかゆくなるの防ぎます。
耳をきれいにして乾かしてあげることも忘れないでくださいね。耳の中に水が残ってしまうとバクテリアによる耳感染の原因にもなりかねません。
また、海遊びの際に砂や海水だけでなく、バクテリアや藻、そして何か毒になるようなものを飲み込んでしまったかもしれません。それが後日、体の不調として現れることもあります。獣医さんに相談するときに、「海水浴に行った」ということを忘れずお伝えすると良いでしょう。
最後に、あなたの大切なワンコを決して車の中に置き去りにしないでくださいね。毎年、ワンコを車に置き去りにしたことによる事故が絶えません。ちょっとの時間でも絶対にNGです。
これから夏に向けて、人間も犬も熱中症や海での怪我・事故には十分気をつけたいものですね。さあ、夏対策を万全にして、ワンコといっしょに楽しい夏を過ごしましょう!
h/t to Keeping Dogs Safe in the Summertime | The Bark 企画・翻訳協力:Chiwa
Featured image by haveseen via shutterstock