犬はいつだって心の支え。わたしの味方。
どんなワンコさんも、飼い主さんにとっては最高の友人であり支えてくれる家族ですが、本当に飼い主さんを支えて「大学卒業」への道を切り開いたワンコさんがいるのです。
コッカー・スパニエルの「ファッジ」さんがその偉いコ。
ガウン着用で、しっかり卒業式にも出席しました。
二人三脚(?)で大学を卒業
Congratulations to Fudge the dog, who 'graduated' from @edinburghnapier University today! http://t.co/XNg0R8yRpA pic.twitter.com/j7sGRXKsgu
— Edinburgh News (@edinburghpaper) 2015, 7月 7
イギリスはコートブリッジ(Coatbridge)に住むプロクターさん(Jack Proctor)は、ファッジと力を合わせてエジンバラ・ネイピヤー大学(Edinburgh Napier University)の学士課程を修了し、晴れて卒業式を迎えました。専門はデザインおよびデジタルアート分野です。
ファッジは、コース課題の動画などで主要な役を演じ、学位論文中にも多く登場するなど、彼の学位取得に際して多大なる貢献をしたそうです。ファッジはもちろん卒業式にも参加。奥さんによるお手製のガウンを着てプロクターさんと喜びを分かち合ったのだとか。
プロクターさんは、「僕の学位は彼の学位でもあります。相当な労力をつぎ込んでくれたし、本当によくやってくれました」と語っています。ご褒美目的かもしれませんが、ファッジは素晴らしい演技力をカメラの前でみせてくれます。
学位論文の謝辞にも、ファッジに対する感謝の言葉が記されています。
やっぱりワンコは最強コンテンツなのか?
大学生活初日から卒業に至るまでの多くのプロジェクトで、彼らの協働は力を発揮しました。その範囲は幅広く、入学後に作成した自己紹介動画から、学位論文のための研究までに至るのだとか。よくいろいろ思いつくなぁと、少し感心してしまいます。
動画は、昨年のアイスバケツチャレンジの時に撮影したものです。展開は想像がつくものですが、コメディー要素を含んだ特殊効果には、思わず笑いがこぼれてしまいます。フェイスブックで何百万ビューも獲得し、YouTubeでも25万回も再生されました。
学位論文では「デザイナーはどのように作品シェアの可能性を最大化させることができるか」というテーマに取り組んだそうで、ファッジはここでも素晴らしい貢献をしたのだそうです。ワンコという最強コンテンツを使ってどのような内容の論文を書いたのか、個人的にはとても気になります。
ちなみに、プロクターさんは34歳。いろんな不安を抱えながらのチャレンジだったのではないかと勝手に推察しています。そんなとき、一緒にがんばってくれるワンコがいたら、そりゃあ頑張れるよね〜と思う次第でございます。
プロクターさん、ファッジさん、卒業おめでとう!
h/t to Dog dons graduation robes after helping owner complete university degree, 翻訳:鹿子
Featured image from Edinburgh Napier Freshers’ Week 2015via facebook