ペットの飼い主たちの春のお楽しみイベントといえば、インターペット!
正式名称は『インターペット〜人とペットの豊かな暮らしフェア〜』(3月28日(木)〜31日(日)、東京ビッグサイト)。4日間の来場者は、ニンゲンが44,114名でペットが17,986と、いずれも過去最高を更新したそうです。
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会場は相変わらず、のびのびひろび〜ろ。今年は東2・3・7・8の4つのホールにまたがっての開催で、全部を見てまわるうえではちょい面倒な構成でしたが、集中してまわりたい人には悪くなかったのかもしれません。
いずれの会場も通路は広め。フードコートや休憩所のスペースも広くとり、人やペットの安全への配慮もこなれた感じになっていました。それもそのはず、インターペットの開催は今年でなんと9回目。受けたクレームを活かし、反省すべき点は改善し続けているとのことで、毎年毎年さまざまな点が変わっています。
とはいえ来場者は年々増加。今年は会場2時間前から入場待ちの列ができました。会場内は人とペットで溢れかえっていましたよ。
人とペットで大盛況となった今年のインターペットについて、主催者の1社であるメッセフランクフルト・ジャパン株式会社の柏木克哉氏に伺いました。
「おかげさまで、またまた来場者数が過去最高となり、ドキドキヒヤヒヤではありましたが何とか無事に閉幕できました」と、まずはホッとしたというコメント。製品・商品については、「奇をてらったものはそろそろ出尽くしたかな、という印象です。既存のペット用品を、デザインや機能などにおいて洗練させたものが増えたな、と」
「介護、あるいは老老介護などの問題に焦点をあてた製品やサービスが多く出たのが、今年の特徴かもしれません。新しいものもあれば、トンボの介護用ハーネスの再注目された製品もありましたね」
シニア向けの製品やサービスは飼い主としては気になるところですが、取り扱う店舗や取り扱い商品が多くないので、実際に手にとって確認したり説明を聞ける機会は多くはありません。車椅子やベッドなどは場所をとるため、インターペットなどの大規模イベントで一気に目星をつけておきたいところ。個人的には来年も、シニア向けの出展増は期待したいところです。
「これは出展者さんも言っていたことですが、来場者の皆さんの事前の調査と効率的にみてまわるための工夫がすごい。あと、マナー面においてもどんどん良くなっていると思います」
「イベントが急激に大きくなったことから、駐車場の問題など来場者のみなさまにはある意味大変な思いをさせてしまっています。今後も工夫をしていきたい」
新しい商品やサービスの発表があったり、知らなかったブランドとの出会いがあったり、参加できる会場イベントも盛りだくさん。飼い主さんだけでなく、プロの方やこれからプロになりたい方向けのセミナーも豊富。ちょいと隣に足を向ければ、『FCI ジャパンインターナショナルドッグショー』も見られます。
東京以外ではやらないの?という質問には「開催に向けて調整中です」とのこと。みなさんの期待に応えたいという思いは変わらず強くお持ちだとのことですので、たくさん期待してゆっくり待ちましょう。
さて、オリンピックイヤーとなる2020年のインターペットは、3月26日(木)〜29日(日)。東京ビッグサイトは変わりませんが、新設される青海展示棟での開催となるそうです。今からカレンダーに花マルをつけて、詳細発表まで楽しみに待つことにしましょうね。
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写真は全てインターペット事務局よりご提供いただきました。