世界的に有名な俳優犬のアギー(Uggie)が、虹の橋をわたりました。13歳でした。
TMZによれば、アギーは持病である前立腺腫瘍と闘っていましたが、最近の病状悪化を受け、今月7日、飼い主であるミュラー氏(Omar Von Mueller)らが安楽死という難しい選択に踏み切ったということです。
アギーは、保護犬からパルムドッグ賞に輝いた世界的スター。アカデミー賞受賞作である『アーティスト』では、主人公に寄り添う犬を犬らしく繊細に演じ、2011年のパルムドッグ賞に輝きました。このほかに映画『Water for Elephants』に出演しているほか、ニンテンドーDSのCMにも登場しています。
犬としては初めて、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムに手形(肉球)を残すなど、数々の偉業を成し遂げましたが、俳優業は2012年に引退。その後は自叙伝『Uggie: The Artist: My Story』を発表するなど、従来の”俳優犬”の枠組みにとらわれない活躍で犬たちの心を捉え続けました。
大スター逝去の報を受け、多くの犬たちから冥福を祈る声が届いています。
Featured image from Uggie, the dog from the Artist plays Nintendo DS ! – YouTube