【イヌエピソード】複雑な生い立ちを乗り越えた二匹の犬〜兄弟は今日も大はしゃぎ

動物愛護・保護
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「やめろよ〜、俺んだよ〜」「離せって!お・れ・の・だ・よ!」と兄弟犬は今日も賑やか。

彼らの名は、ソニー(Sonny、雑種でアメリカン・スタッフォードシャー・テリアの血が濃い模様)とバックリー(Buckley、いわゆるピットブル)。フロリダにお住まいのジョンさん(John Stone)と一緒に暮らすワンコ兄弟です。

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ジョンさんに引き取られる前、二匹はあまり幸せではない生活を送っていました。先住犬を喪ったジョンさんが、ご夫婦で営む小規模な保護施設からの紹介で、ソニーとの運命の出会いを果たしたのが2015年1月。すぐにジョンさんの家に馴染んだソニーは、家族からの愛を一身に受ける「一人っ子」となりました。しかし、その平穏を脅かすライバルが約8ヶ月後に現れるのです。

新しい犬、バックリーの登場です。

バックリーは、ジョンさんのパートナーであるリサさんに保護されたワンコ。ノミと悪臭にまみれ、道の真ん中をウロウロしていた彼を救ったのがリサさんでした。リサさんは彼を友人が勤めるサロンへ連れて行き、ノミの除去をしたうえで、きれいに洗って爪も切ってあげました。そして、新しい家で兄犬となるソニーと初対面を果たします。

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犬同士の相性って、合わなければ悲惨ですよね。先住犬との相性が合わなくて、施設に戻らなければならないワンコの話も少なくはないようです。しかしこの2匹、初対面からお互いに好意的だったようで、すぐに元気に(ときには荒々しく)犬らしい遊びが始まったといいます(ということで、さっきのライバル発言はウソね)。

不潔な状態で放置されており、家の中で飼育されていた様子もみられず、マイクロチップも装着していなかったバックリー。おそらく、なんらかの事情で「飼育」はされていなかったのでしょう。ジョンさんのWebには「人間との交流はなかったようだ」と綴られています。

どちらのワンコも、犬生のスタートは幸せではなかった。けれど、よい家族に巡り会えて、今では生き生きと「最高の暮らし」を楽しんでいるようです。ジョンさんは、2つの動画に”The Alpha Wars(リーダーの座をめぐる戦い)”と名付けていますが、単に”Star Wars”にひっかけているだけのよう。動画の中の2匹はあまりに仲良しで、とんでもなく賑やか(結構な迫力です!)。家の中での兄弟犬との遊びの加減を覚えたり、コマンドを学んだりする必要はありそうですが、兎にも角にも2匹とも生き生きとして幸せそう。家族がいる限り彼らはとっても幸せなんだろうなぁと感じます。そして、次は必ず施設等から家族犬を迎えたい、そんな風にも思いました。

◼︎以下の資料を参考に執筆しました。
[1] Tales from the trenches: The Alpha Wars. Buckley stories and photos | John Stone Fitness
[2] Introducing the newest member of JSF: Buckley | John Stone Fitness
[3] Introducing Sonny! | John Stone Fitness

Featured and in-article images are from YouTube video byJohn Stone

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