【イヌ探訪】セクシーダンスを踊る犬〜長い保護犬生活を経て幸せを掴んだ”裸のワンコ”

注目のワンコ
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世界で活躍するワンコにスポットを当てる【いぬ探訪】。本日は、ダンスの才能でマイナー犬種のイメージ向上に努める、チャイニーズ・クレステッド・ドッグのネイサンを紹介します。

大好きなグリーンの椅子の上で、華麗なステップを披露するのは”毛のないワンコ”のネイサン(Nathan、チャイニーズ・クレステッド・ドッグ)。ヘアレスと言われる被毛のない姿だけでなく、口を横に大きく広げる笑顔の可愛らしさでも有名です。しかし、彼の名を世に知らしめたのは、姿かたちのユニークさからではありません。類稀なるダンスの才能があったからなのです。

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image by Dancing Nathan / Facebook

どんなリズムも自分のものとして、ステップとして表現するこの才能。お尻や背中がかゆいのか?とか、やっぱり背中に支えがないと厳しいのか?などと思うところはありますが、それでも音楽に身体をゆだねられるワンコはそう多は存在しません。彼の名声はたちどころに広まり、ダンス動画はABCニュースやアニマルプラネットに紹介されるほどの人気を集めたということです。

とっても幸せそうに踊るネイサンですが、彼もやはり保護施設の出身犬。現在の飼い主さんに出会うまで、短い期間で家や施設をたらい回しにさせられたそうです。そうした中、Bald is Beautiful Dog Rescueというヘアレスドッグを専門に扱う施設と出会い、今の飼い主さんとの出会いを果たしたということです。

ネイサンの里親募集ページには、ネイサンは活発で楽しいワンコである一方、知らない人や訪問者が苦手で吠えることも少なくないと書かれています。家族を見つけても、その家族がネイサンの活発さや気難しさに”降参”して施設に戻されてしまうこともあったのだと言います。様々な困難を乗り越えて、やっと出会った素晴らしい家族との暮らしは、ネイサンにとって”踊りだしたいほど”に素晴らしいものなのでしょう。

ネイサンの存在は、ヘアレスと総称される”裸のワンコ”たちの知名度向上にも貢献しています。彼らは、皮膚病に間違えられたり、特徴ある表情が苦手だと言われたりと、少し敬遠されがちな犬種であることは否めませんが、他の犬たちと同じように性格は抜群です。抜ける毛がない(または少ない)ので、アレルギー持ちにはとっても優しい犬種でもあります。

日本では見かける機会も少ない”裸のワンコ”たちですが、彼らの素晴らしさがもっと広まってくれたら良いなぁと思っています。日本での”裸のワンコ”の知名度向上に、ネイサンのダンスが貢献してくれそうですよね♪

おばあちゃんの演奏するポルカに合わせて踊るネイサン

ラップなら任せてよ!のネイサン。尻尾の使い方が素晴らしいです。

★ネイサンの情報はこちらから↓
Dancing Nathan | Facebook
dancing nathanさん(@dancenekkid) • Instagram写真と動画
DancingNathan – YouTube

Featured image from Dancing Nathan / Facebook

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