- 名称:Bring/Take Your Dog to Work Day
- 国:イギリス、アメリカ
- 時期:父の日の翌週(6/19以降)の金曜日
- 制定年:1996年にイギリスで発祥。アメリカでは、Pet Sitters International(PSI)が1999年にスタート[1]
飼い犬を職場に連れて行くことによって、犬を飼っていない人にもその素晴らしさを伝え、保護施設や愛護団体から動物を引き取ることに関心を持ってもらうことを目的として制定された。イギリスではBring Your Dog to Work Day、アメリカではTake Your Dog to Work Day(TYDTWD)と呼ばれている。
欧米ではペットの存在が従業員に役立つという考えが浸透しつつあり、アメリカでイベントを推進するPSIは「参加企業は年々増えている」と発表している(参加企業数は、登録制ではないことを理由に発表していない)。
この記念日を挟んで、オンライン上ではフォトコンテストや、ハッシュタグ投稿(#BringYourDogToWorkDayをつけてSNSに投稿)が行われるが、その目的はシェルターなどへの寄付を募ることにある。スポンサーによる寄付品のうち半分を参加者に、半分をシェルターに送るなど、様々な工夫でイベントを盛り上げている。
PSIは毎年、無料の”Toolkit”を配布。「ペットを職場に連れて行こうの日」を導入するための、ステップバイステップのガイドや上司を説得する方法などが掲載されている。
[1] Take Your Dog to Work Day – Wikipedia, the free encyclopedia
[2] Take Your Dog To Work Day | Pet Sitters International’s Take Your Dog To Work Day
[3] Bring Your Dog To Work Day | HOWND | All Dogs Matter
Featured image from Jonathan Leung / Flickr
“育犬”休暇がやって来る!? ペットを迎えた人が取得する”パウタニティ・リーブ” | the WOOF
最近、海の向こうでは、パウタニティ・リーブ(paw-ternity leave)なる言葉がメディアを賑わせています。 パウタニティ・リーブとは、産休(マタニティ・リーブやパタニティ・リーブ)のペット版。企業などが新しくペットを迎えた人に与える有給の休暇のこと。ある調査によれば、英国ではペットを迎えた人の5%がこのパウタニティ・リーブを取得しているそうです。