【愛犬フォトTips】愛犬の’カメラ嫌い’を軽減する7つの工夫

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あなたのワンコは、モデル業がお好きですか?

カメラを向けられることが好きというコも少なくはありませんが、中には「事務所通してください」と言わんばかりにソッポを向いてしまうコもいます。

かわいい愛犬の姿をたくさんの人に見てもらいたい!という飼い主の思いは伝わらず、残っているのはブレブレの写真、横向きの写真、あるいは睨みつける犬の写真…。ちょっと悲しいですね。

カメラが嫌いなのはなぜなのか?

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このカメラ、嫌だぁ〜 image by conespider / Flickr

カメラのレンズが’眼’のように見えるために犬がこれを嫌う、という説があります。犬は、第三者(慣れ親しんだ関係以外の人や動物)からじっと見つめられると、敵意を向けられているか挑戦されていると捉えます。犬が相手を凝視するのは、警戒したり狙いを定めるときだからです。「大好きな飼い主さんが無礼な目玉を持っている」という状況は、犬にとっては混乱の元となる困った状況なのかもしれませんね。

カメラではなくフラッシュや、ピントを合わせるための光が嫌いだという犬もいます。全く気にしない犬もいますが、尻尾を巻いて逃げ出すコもいます。

カメラやスマートフォンが発する音を嫌う犬もいます。シャッター音をオフにしても、ピントを合わせる時にカメラが発する僅かな音も、怖がりワンコは聞き逃さず、「ふぉっ、何怖い」と思うのかもしれません。

性質がシャイで大人しく怖がりな犬は、見知らぬものを嫌うのかもしれません。あるいは、たくさんの人が自分のことを見ている、その目が嫌なのかもしれません。

愛犬の繊細な思いは理解してあげたい。とはいえ、愛犬の可愛い写真は残しておきたいですよね。少しでもカメラ嫌いを解消してもらうために、私たちはどんなことができるでしょうか。

カメラ嫌いを軽減する7つの工夫

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撮影って、緊張するの… image by Ed Seymour / Flickr

1. カメラを変えてみる

しょっぱなから贅沢な方法で申し訳ない…のですが、大きなレンズが嫌いなコならスマートフォンで、スマフォが嫌いなら他のカメラで撮ってみると、案外スムーズにいくのかも。

犬用ガジェット”Pcch Selfie”を導入する、あるいはこれを真似してオヤツ付きカメラをDIYしてみるなんていうのも良いかもしれません。

2. フラッシュやサウンドをオフにする

フラッシュを全く気にしない犬がいる一方、光や音に敏感なワンコもいます。この機能をオフにするだけで、撮影に応じてくれるかもしれません。

3. まずはお友達から…の距離感で撮る

近づきすぎると「もう嫌。ウザイ」となるのは恋愛も犬の写真撮影も同じこと。まずはお友達からの距離感を保ち、カメラのズームを最大限に使いましょう。愛犬が小さく写ってしまったとしても、あとでトリミングすれば大丈夫。

4. 衣装や小道具のことは忘れる

かわいい衣装を着たワンコの写真を見て、「ああ、こんな写真を撮りたい!」と思っても、実行に移すのはもう少し後にしておきましょう。窮屈な衣装を着せられたり、大嫌いな帽子をかぶらされたりしたら、その嫌な思い出とカメラがセットで記憶されてしまうかもしれません。写真嫌いなコの場合は、まずはカメラや撮影自体に慣れさせることが先決です。衣装や小道具のことは、一旦脇に置いておきましょう

5. 家以外の場所で撮影する

ググッと難易度が上がりますが、公園やドッグランなど、犬も楽しめて自由に遊べる場所で撮影すると、写真を嫌がることはありません。「遊んでるから勝手に撮っていいよ〜」という状態ですからね。狙い目は元気に遊んだ後のタイミング。疲れて満足した表情の落ちついた愛犬をパチリと収めることができますよ。

6. 大好きなもので気をひいて、ご褒美を忘れない

カメラは嫌いになっても、オヤツは嫌いになれないの…。そんなワンコは少なくありません。カメラを持った手にオヤツを忍ばせるのも良いですし、オヤツはチラつかせて撮影後に必ずご褒美をあげるのも良いでしょう。コツは撮らせてくれたらすぐにあげること、そして褒めることも忘れないで。カメラ=オヤツ=ニコニコという、飼い主さんにもワンコにもwin-winな状況を作り上げる工夫はとっても大切です。

7. 最も大切なのは忍耐力だと心得る

うまくいかないからといって、力づくでカメラを向かせたり、怒鳴り散らしたり、名前を連呼するのはやめましょう。楽しくなければ笑顔も見せてくれないし、二度と撮影に応じてくれなくなるかもしれません。

犬の撮影に必要なのは、スキル以上に忍耐力。あとは楽しませる能力です。ヘンテコな写真だって後になったら良い思い出。笑顔を忘れず気長に撮影に臨みましょう。


最後に一つ注意事項。よそ様のワンコを撮影するときは、必ず飼い主さんに断りを入れてから撮影しましょう。権利の問題もありますが、犬がカメラをひどく嫌っている場合、興奮させてしまうことがままあります。大きな声で吠えてしまって、飼い主さんに気まずい思いをさせるような事態は避けたいものです。

Featured image credit Khánh Hmoong / Flickr

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