米アトランタ州ジョージアの男性が、犬のハウスに放火した罪で懲役4年の判決を受けました。ハウスの中に犬を閉じ込め、小型発煙装置で火をつけたのです。
事件が起こったのは2015年5月。アトランタ郊外に住む23歳のカレブ・ラニア(Caleb Lanier)は、家の裏庭にある犬小屋に火を放ちました。兄弟の飼い犬を閉じ込めたうえで、何度も火をつけたということです。
4-Year Sentence for Setting Dog on Fire in Smyrna https://t.co/GB0ukYnn8P pic.twitter.com/G8hI66anVb
— East Cobb Patch (@EastCobbPatch) 2016年8月12日
検察によれば、被告人は犬小屋の屋根にある隙間からも火を放ったとのこと。犬はかろうじて逃げ出したものの、顔に加えて身体には60%超の火傷を負ったということです。
治療を行った獣医師のバーフォード氏(Regan Burford)は、犬が受けた虐待とひどい苦痛について証言を行いました。また、心理学者のグプタ博士は「動物虐待をする者の70%は再び罪を犯す」と証言しています。
検察側が「我々が見た虐待のケースの中で、最も酷い」と述べた今回の事件。8年の求刑に対し、懲役4年執行猶予6年の判決が下されました。
一方の犬はどうでしょう。「彼女は生涯、健康上の問題を抱えるだろう」とバーフォード氏は語っています。Sweet Potato Fryと名付けられた被害犬は現在、バーフォード氏に引き取られ、治療を続けているということです。
h/t to Man sentenced to 10 years for setting dog on fire | WSB-TV
Featured image credit Thomas Hawk / Flickr
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