お散歩マスターになろう!〜愛犬と安全に楽しくお散歩するために6つのアドバイス

Tips
この記事をシェアする

犬を迎えて「さあ初めてのお散歩だぁ」という方に向けたアドバイスです。もちろん、ベテランさんに読んでいただき、「うちは出来とるわ」と自信に繋げていただいてもよかとよ。

これから毎日のこととなる愛犬とのお散歩。少しでも楽しいものにできるよう、未来を見据えたお散歩スタイル確立を目指してくださいね。

お散歩に持っていくグッズは揃えた?

Walk2

おしっこするから、片付けお願いします © Sri J / Shutterstock

お散歩習慣によって持ち物はいろいろ異なりますが、絶対に忘れてはならないのは、以下のものです。

  • 首輪とリード
  • ウンチ袋
  • ウンチを拾うための何か(水に流せるティッシュなど)
  • トイレ用のお水(用を足した場所を清掃)

そのほかに、飲み水、訓練用トリーツなど、いろいろあるとは思います。しかし、上記以外は忘れたら取りに行けば良いものです。

お散歩マスターを目指して〜気をつけておきたい6つのこと

Walk3

おさんぽ、じょうずに、できるようになる! © Sabrina Hill / Shutterstock

1. 家を出るときに、興奮を抑えておこう

「うわぁぁぁい!お散歩だぁぁ」と興奮してしまうコにしないためにも、外に出る前に「フセ」「待て」などのコマンド訓練をして落ち着かせてから、お散歩を開始しましょう。ちなみに我が家の犬はこの訓練を怠ったため今でも興奮を冷ますことが下手くそで、玄関先で5分くらい「ダウン!ダウ〜ン!!!」と大声を上げる羽目に陥っています。ご近所からは「うるさい家だ」と思われているに違いない。

2. 「リーダーウォーク」を意識した歩きを心がけよう

リーダーウォークとは、犬が飼い主さんに寄り添って、同じペースで歩くことと考えてください。「人間である俺様がリーダー!」ということを犬に教え込むためではなく、犬の安全を守るためのものです。

リードは短すぎず、短めに持つようにすると良いでしょう。理想的なのは、リードが軽くたるんでいる状態です。飼い主さんの傍ら(同じ側を歩くように訓練すると良いでしょう)を、同じペースで歩くことが重要です。犬が歩くのは「左」というのが一般的ですが、これは軍事犬などの訓練の名残という説もあり、家庭犬であればどちら側でも良いようです。安全を確保できる側を選択しましょう。

飼い主さんより前に出ることや、右へいったり左を歩いたりチョロチョロ歩くのはとっても危険。事故にあうかもしれませんし、拾い食いなどを始めてしまうかもしれません。ぐいぐい引っ張って歩くのも、血管や神経などを傷つける恐れもあり、よろしくありません。

3. そのコに合った首輪やハーネスを装着しよう

サイズ、素材、重さ。そして首輪を選ぶか、身体に装着するハーネスを使うかの正解は「個体に合ったものを選ぶ」ということにあります。一般的に首輪を使用したほうが、コントロールがききやすいと言われますが、一方で身体に装着するハーネスのほうが犬にかかる負担は少ないとも言われます。装着がユルユルだと外れてしまう恐れもありますが、キツ過ぎると呼吸が困難です。大体、指二本分の余裕があったほうが良いと言われています。

4. 信号待ちでは「おすわり」しよう

信号待ちは「おすわり」で待つ癖をつけておきましょう。外でも家と同じようにコマンドに従うことができれば、飼い主さんも誇らしいもの。ちなみに我が家の犬は「おすわり」癖をつけることができず、信号待ちでは「おすわり。おすわり。おすわりだって。おすわりしてよ」と呪文のように唱えています。「うるさい人だ」と思われているに違いない。

5. お散歩の途中でご褒美をあげよう

ここまで読んでみて、「お散歩って結構、厳しいものなんだな」とお感じになったかもしれません。確かに、訓練っぽいですよね〜。お散歩も一つのトレーニングなんですよ。

だからこそ!上手にお散歩できたら、ご褒美をあげましょう。飼い主さんと歩調を合わせて歩くことができたら「じょうずぅぅ〜」と一声。おやつをあげても良いでしょう。安全を確認できる場所で、匂い嗅ぎなどの自由時間を与えるというのもご褒美です。

ただこの自由時間には、拾い食いをしていないか、草木を口にしていないか、用を足していないか、など目配りすることをお忘れなく。また、自由時間の開始と終了は、飼い主さんが決めなければなりませぬ。

6. お散歩後も落ち着いて「待つ」練習をしよう

お散歩を終えてお家に帰ってきたぞ〜!ドドドドド〜と家にあがるのはNG。飼い主さんが靴を脱ぎ、お散歩道具を片付けるまでは「待つ」ことが大切です。もちろん、日本の家屋は土足厳禁。肉球を綺麗にする時間も持たなければなりません。これは、肉球をキレイにするだけでなく、怪我などをしていないか確認することにもつながります。大人しく身体を触らせてくれるよう、この時間のスキンシップは大事にしてください。


お散歩から戻ったら、ウォーターボウルにお水が入っているか、確認することを忘れずに。新鮮なお水を飲んで「ぷは〜っ。今日も1日、がんばったぜ!」と、楽しい記憶に浸ってもらいましょう。

あと、ウンチとシッコの後始末は忘れずにね!

Featured image by Liukov / Shutterstock

犬と一緒に楽しく運動する方法〜一緒に身体を動かせば、健康診断だって怖くない! | the WOOF

by 編集部 ワンコ家族がいる方に、朗報です! ミシガン州立大学の研究によると、犬の飼い主は、犬を飼っていない人に比べて34%も推奨されている週150分の運動をこなしているとい。仔犬を散歩に連れ出しているだけでも運動していることになるのです…

the WOOF イヌメディア > すべての記事 > イヌと暮らす > Tips > お散歩マスターになろう!〜愛犬と安全に楽しくお散歩するために6つのアドバイス

暮らしに役立つイヌ情報が満載の「theWOOFニュースレター」を今すぐ無料購読しよう!

もっと見る
ページトップへ