配送ドローンの天敵はイヌ!?〜アマゾンのテスト項目には”犬シミューレーション”が存在する

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アマゾンは、ドローンによる荷物配送の夢をまだ諦めてはいないようです。

未来的な絵面が想像できるドローン配送ですが、実際に導入されるためには様々なシナリオが克服できることを各国の当局に証明しなければなりません。人を傷つけることがないか、自らが危機を察知した時どう行動するかなど、項目は多岐にわたります。その中には「犬にどう対応するか」という項目も含まれているようです。


アマゾンは、3月19日に開催されたMARSカンファレンスで、アマゾンプライムエアー無人航空機(UAV)のライブデモンストレーションを行いました。これは、おなじみの段ボール箱をドローンで運び、指定場所(固定マーカーが配置されたウェルカムマット)に着陸させるというものでした。

ドローン導入による目標配達時間は30分以内。これを実現するためにアマゾンは、イヌによるドローンへの干渉を考慮しなければならないと考えました。IBTによれば、少なくとも1匹のシミュレーション・ドッグが、「テリトリーを守る行動をした時のドローンの反応」テストに参加しているそうです。

侵入者を嫌うワンコたちは、ドローンと荷物に襲いかかる傷つけようとするかもしれません。攻撃を受けたドローンがどのように反応し対処するのか、そして対処の過程で犬を傷つけることはあるか(その場合はどのように?)など、確かに明らかにすべき項目はたくさんありそうです。

現在のところ、シミュレーション・ドッグの詳細は明らかになっていません(Business Insiderが取材を試みたが回答はなかった)。アマゾンがロボット犬を開発したという説や、着ぐるみの従業員が走り回って噛み付いているなど説があります。もしかしたら将来、アマゾンプライム・ドッグとして販売されるのかもしれません。

すでに12個以上のプロトタイプが製作されていると言われるアマゾンのドローン。実際に許認可が得られるほどに成熟するまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、そこに使用される技術を活用したオリジナル商品の発売は十分期待できます。そして、その一つはもしかしたら、ロボット犬かもしれません。

Featured image credit Michael Gil / Flickr

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