りんご~効能たっぷり!元気なワンコをつくる万能フルーツ

食・フード
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ワンコたちも大好きなりんご。芯や種を取り除いてカットまたはすりおろして与えましょう。繊維質が多いので、与えすぎるとウンチがゆるくなってしまうこともありますが、それ以外に大きな心配はありません。

腸内環境を整え、疲労回復にも効果のあるりんご。栄養や与える時の注意事項をまとめました。

りんごに含まれる栄養素

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image by Miss Chien / Flickr

効能たっぷりな万能フルーツ、りんご。タンパクや脂質を制限しなければならない病気のワンコや、老齢、赤ちゃんワンコには、とりわけ使い勝手の良い食べ物です。

一方、若いアクティブワンコにとっても、りんごは魅力的な食べ物です。オリゴ糖や食物繊維の働きは腸内環境を整え、便秘・下痢の改善や免疫力アップにつながります。また酸味のもとクエン酸は、疲労回復に効果があります。さらに活性酸素をやっつけて老化やガン予防に役立つ抗酸化物質を含んでいます。この他、皮膚と被毛の健康を促進し免疫システムを強化するビタミンA、そして筋肉や骨の適切な発育を助けるビタミンCを多く含んでおり、犬の健康に良い影響をもたらします。

どのくらいの量を、どのように与えればいいの?

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image by elliottjl1 / Flickr

健康に良いからといって、たくさんの量を与えるのはNG。食物繊維を多く含むため、与えすぎは下痢の元になります。

一日に与える量は、健康な5kgの犬なら20g程度が目安。芯やタネはのぞいてスライスするか、すりおろして与えましょう。ご存知のとおり、りんごは酸化しやすい食べ物です。スライスやすりおろしは、与える直前に行いましょう。また、喉に詰まらせる危険があるため、小さくカットして与えるようにしましょう。

常温で与えても良いですし、温めても冷凍してもOKです。便秘改善には常温が、下痢の時には少し温めると良いでしょう。

気をつけなければならないのはどんなこと?

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image by bullcitydogs / Flickr

芯と種を取り除いて与えましょう。

芯には有害なシアン化合物が含まれています。また、芯をそのまま与えると喉に詰まらせる危険があります。

種子にもシアン化合物が含まれています。仮に数個の種子を食べてしまっても大きな影響はありませんが、食べ続けると体内にシアン化合物が蓄積し、犬の体に害を及ぼす恐れがあります。消化にもよくないので、そのまま与えることはやめましょう。

皮には毒性はなく、栄養成分(ビタミンA、C、食物繊維)が含まれるため、 必ずしも剥いて与える必要はありません。しっかりと洗えて消化に良いように処理すれば、与えるか否かは好みによって決めれば良いでしょう。

糖尿病及び腎臓病の犬には、(りんごだけに限りませんが)獣医師とよく相談した上で与えるようにしましょう。健康リスクをもたらす恐れがあります。

他の食べ物と同じく、新しい食べ物を急に大量に与えるのは、嘔吐や下痢、消化不良などの原因となるので気を付けましょう。


万能のように思えるりんごですが、全ての犬にとって良いものだとは限りません。愛犬は「特別なワンコ」で、りんごを消化する際に問題を起こす犬かもしれないのです。飼い主さんが様子を見ながら、美味しく楽しめる量を与えるようにしましょう。

■以下の資料を参考に執筆しました。
[1] Can Dogs Eat Apples? | petMD
[2] Can Dogs Eat Apples? – American Kennel Club

Featured image credit B / Flickr

いちご〜免疫力アップや疲労回復が期待できるイヌ熱狂のオヤツ | the WOOF イヌメディア

可愛いワンコが愛する果物、いちご。疲労回復、免疫力アップが期待できる美味しいオヤツです。 店頭を飾るのは時期は年々早くなっていますが、本来、路地物の旬は3〜4月の春後半。この時期のものは安価ながらも栄養価が高く、美味しいのでオススメです。ヘタを取って薄くスライスして与えましょう。

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